庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

08年度政府予算案

2007-12-27 04:01:54 | Weblog
12月24日、政府は「08年度予算案」を閣議決定した。一般会計総額は83兆613億円と前年比0.2%増となっている。今回の福田内閣の予算の特徴は、来年にも予想される「解散・総選挙」を意識したものであると考えられる。
参議院選挙での「農家へのバラマキ」と民主党を批判した自民党は、農家向けの助成金を約800億円計上している・・・民主党批判は何だったのだろう?
また、自民党への政治献金の多い日本医師会に対しては「診療報酬本体部分」の0.38%引上げを容認している。
まさに、選挙を意識した「バラマキ」であり、自民党の選挙対策の一環ではないだろうか・・・
そして、政府管掌健康保険(中小企業の従業員のための健康保険)への国庫支出750億円を健康保険組合(大企業の従業員のための健康保険)に肩代わりさるなど、官重視、民軽視の福田政権らしい予算編成である。