庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

日本国憲法の60年

2007-05-03 07:25:47 | Weblog
今日は、日本国憲法施行60年目の記念日である。この「憲法改正」を夏の参議院議員選挙の争点にしようとする自民党と「格差是正」を争点としようとしている野党・・・60年の節目を迎える日本国憲法を考えてみたい。日本国憲法は「基本的人権の尊重」「国民主権」「平和主義」と世界でも自慢できる憲法だと確信しているが、安部総理は国民投票法案を成立させ日本国憲法を改憲しようとしている。もちろん日本国憲法は、宗教の法典などと異なり問題があれば「改憲」する必要がある。しかし、全国世論調査でも改憲賛成派は以前よりも減少している。いま、自民党は「数の力」で改憲しようとしている。この改憲論の中心的課題は自民党も民主党も「自衛隊問題」であり「集団的自衛権の問題」である。私自身、改憲には賛成であるが、何故、今、改憲なのか?いま、政府がやらなければならないことは憲法にもあるように「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」を有する国民のためにワーキング・プアの問題や日本の高度成長を支えた高齢者問題ではないだろうか。皆さんのご意見を伺いたい・・・・・・