庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

5000万件の年金記録

2007-12-08 04:43:11 | Weblog
政府・自民党(最近は公明党の存在感は無い)は、夏の参議院選挙の公約として「年金の照合を来年の3月までに終了させる」と公約している。
しかし、5000万件にもおよぶ「宙に浮いた年金」の照合は不可能ではないだろうか?
そもそも1997年に年金番号の一元化を進め一人に一つの年金番号化を何の計画も無く進めたため、結婚や職場移動、住所変更に対応できるプログラムを組まず、社会保険庁の職員の怠慢などにより5000万件の宙に浮いた年金が発生したのである。
この問題について枡添厚生労働大臣は「どうしても統合できない記録が出てくる可能性がある」と一歩も二歩も後退した発言をしている。元国際政治学者の得意の言い訳発言である。参議院選挙の公約でもある「年金の照合・統合の2008年3月」の発言を重さを自覚して欲しいものである。