庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

公務員改革

2007-05-23 05:40:08 | Weblog
「新人材バンク」により公務員の天下りを防止すると安部政権は鼻息が荒い。本当に公務員改革によって「天下り」が防止されるなら良いことであるのだが・・・
実体から・・・人材バンクでは、「天下りの斡旋はしない・・・」とあるだけで、私の知人(大先輩)の会社(東証一部上場企業)では、「何も変わりませんよ。お払い箱の役人をうちの会社で引き取らなかったら、仕事がもらえない」「◎◎省で斡旋はしないが、省幹部から、誰々をどうしても欲しいと会社に言わせるのだから・・・」とのこと。
また、今までは2原則年間は「天下り」が禁止されていたが、新しい法律ではそれさえも無くなった。官僚万歳の法律である。
参議院議員選挙に備えて、自民党では「公務員改革の実績」を強調するであろうが、中身は何も無い。しかし、自民党批判だけでは問題解決にはならない。民間企業にも役人(お払い箱)を引き取らなければ仕事がもらえない・・・高級官僚の権限委譲が最大の問題点でもあるのだが・・・また、自民党も役人の権限によって「利権」を得ることができるのだから・・・
やはり政権交代しかこの国の生き残る道はないのか?