「翁の“ガハハ”な山家の暮らし」=放念な日々のエピソード

山に囲まれた小さな盆地、その山家で季節と向き合い、愉快な仲間と戯れながら、我が道を行く翁の小さなドラマ(放念の翁)

◆日々是口実で生き◆   3945

2018-03-11 17:02:27 | 日記

や、常子さん、もう買い物に出かけて戻って来た?。いやあ、程なくして春分だわ、いよいよお天道様が北半球に、日足が長くなるよ、ハハハハ。72候は「雀始巣」、桜も咲き始めるだろう』、『あれ、翁さん、おとうちゃんは出かけて留守だけど、お茶を飲みませんか?。梅が満開に、翁さんの花木苑も梅や花桃、モクレンなどが咲き出し、運動公園に出かけるのが楽しみになります。奧さんは如何ですか?』

後の回復は順調のようで、リハビリも始まって、食欲はあるな。ハワイが見えるかなって車椅子で入院病棟の15階まで上がって、ファハハハ。恒治さんはどこに出かけたね?、4月のお開帳の準備で役員の集まりが、いろいろと忙しいね』、『おとうちゃんには内緒なのですが、超やさしいスマホが出たそうで、初子さんと一緒に見に行こうと、この広告ですがね、ドコモショップで無料教室もあるそうで』

もらくらくスマホを使っているが便利だがフルには活用をしていないわ。難聴なので連絡はもっぱらメール、婆さんのスケジュール、メモ(忘備録)、おサイフケータイ、調べ物にしゃべってコンシェル程度だな、ファハハハ』、『何か小学生まで持っているそうで、どんな物か興味がありますし、弘子さんに澄子さんが持っていますので、メールでやり取りをして、呆け防止を口実にですが、ホホホホ』

持を老けさせない、喜びやときめきは感情を刺激をして老化防止になるそうで、好奇心を失ったら人生は末期だそうだから、ハハハハ。何でももそうだがスマホも基礎だけは確り学んで』、『夕食ですが、まだ料理を考えてはいませんが、良かったら食べに来ませんか?、そうだ、うどんを打ちましょうか?、それに野菜の天ぷら。6時半頃には支度をしておきますので、ホホホホ』
                                               

                    

あとがき==頭を錆びつかせない、日々好奇心を全開にして、楽しみながら知性に磨きをだそうで、ガハハハ==放念の翁


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