1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

環境改善の方法と環境条件の保持 その13

2018-05-28 13:01:18 | 日記
2. 労働衛生管理

(2) 作業管理
有害な物質や有害なエネルギーが人に及ぼす影響は、作業の内容や作業のやり方によっても異なるものです。
これらの要因を適切に管理をし、作業者への影響を少なるすることが作業管理の目的である。

1. 作業に伴う有害要因の発生を防止すること。
2. ばく露を少なくするために、作業時間や作業の手順・方法を定めること。
3. 作業方法の変更するなどして、作業の負担や姿勢などによる身体への悪影響を減少させること。
4. 保護具を適切に使用をして、ばく露を少なくすること。
  保護具には、安全を主とする保護具と労働衛生を主とする保護具がある。

4番の安全の保護具は、どの場合にどの保護具を使用すれば良いかが比較的わかりやすいが、労働衛生の保護具は、
作業環境、作業状態、使用材料によって、使用をする保護具の選択、使用方法等については必要な知識、十分な配慮が必要なのである。




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環境改善の方法と環境条件の保持 その12

2018-05-28 10:07:07 | 日記
2. 労働衛生管理
職場における健康障害はさまざまな要因で発生をするが、その予防対策は、
「労働衛生の3管理」によって進めていくことができる。
この労働衛生の3管理とは、「作業環境管理」・「作業管理」および「健康管理」なのである。

(1) 作業環境管理
作業環境管理は、作業環境の状況を測定することなどにより正確に把握をし、
局所排気装置の設置などにより作業環境中の様々な有害原因を取り除き、作業者にとって適切な作業環境を確保することを目的に、

1.まず、有害要因を特定をして、その要因について的確な作業環境測定を行う。
2.作業環境測定の結果を評価をする。
3.評価の結果、局所排気装置などの各種設備の設置・改善や、適切な整備を行い良好な作業環境を維持をしていくことである。

また、これらの設備の作業前および定期点検の遵守も重要な項目である。

このように作業環境管理は、作業環境の測定そのものが目的ではなく、その結果の評価に基づいて必要な措置を講じて、
良好な作業環境の実現とその維持のために行うものであるから、測定を作業環境測定期間に委託をする場合も、
職長の立場として、結果を正しく把握をして、措置を実施することが必要なのである。

作業環境測定のフローシートを下図に表す。

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