1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

リスクアセスメントの実施とその結果に基づくリスク低減措置 (part3)

2018-05-09 13:21:18 | 日記
1 リスクアセスメントとリスク低減措置
(3)リスクの見積り 

①リスクとは
ここでいう「リスク」とは「危険性又は有害性によって生じるおそれのある負傷又は病気の深刻度及びその発生の可能性の範囲」と定義される。
「負傷又は病気の深刻度」とは、たとえば、「致命的」、「重大」、「中程度」、「軽度」など、その程度を示している。
また、「発生の可能性の範囲」は、「極めて高い」、「比較的高い」、「可能性あり」、「ほとんどない」といったように、可能性の範囲を表している。
このそれぞれの要素により、リスクの大きさを見積り、低減のための優先順位の決定がされる。

中央労働再開防止協会では、この「発生の可能性の範囲」をさらに2つの要素
「危険状態が発生する頻度」
「危険状態が発生した時に負傷又は病気の深刻度(以下「災害」という。)に至る可能性」
に分けられている。
このうち「危険状態が発生する頻度」は色々行われている作業の中には危険状態が発生しやすい作業とそうではない作業があるため、
作業そのものの危険性を考慮したものである。
したがって、作業が行われる頻度をいうものではない。

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リスクアセスメントの実施とその結果に基づくリスク低減措置 (part2)

2018-05-09 10:02:11 | 日記
1 リスクアセスメントとリスク低減措置
(2) 危険性又は有害性の特定
危険性又は有害性の特定で重要なこととは、まず、職場に潜在する危険性又は有害性をどのように発見するかである。
そのためには、法令、社内規則をはじめ、職場の機械設備、作業環境、作業に関する安全衛生に関わる情報を入手することであり、
それらの情報をもとに正常な状態や、基準から「ズレ」ているならな危険性又は有害性の洗い出しの手掛かりになり、
リスクアセスメントを進める切り口となる。
なお、事前に入手をすべき情報源の例を下の図に示す。








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