庭の木の枝に2箇所ミカンを挿し、メジロの餌にあげているが、なかなか落ち着いて食べられない。
ギ~、ギ~、と冴え渡る鳴き声。
自分のテリトリーに入り込んだ小鳥達を蹴散らす。
ヒヨドリが、おいらのエリヤだ~・・・と言わんばかり。
ヒヨドリが去ると、メジロがキョロキョロと周辺を見回しながらミカンのところに戻ってくる。
落ち着き無い動作をしながら、枝に挿したミカンに少しずつ近づく。
首をさかんに動かしキョロキョロしているのは、ヒヨドリに警戒して様子を覗っているのしょう。
ミカンを啄ばみはじめたばかりなのに、突然パーと飛び立った。
またヒヨドリが来た。
今度は鳴き声を上げずに、まったく音なしで急襲してきたようだ。
メジロが飛び立って、ほんの1~2秒後にヒヨドリが現れた。
接近してきたことを、メジロはちゃんと察知するんだね。
生存するための危険予知能力が備わっているのでしょう。
こんなことを何度も繰り返していた。
それにしても意地悪なヒヨドリくん。
2箇所にあるのだから、メジロさんにも分けてあげなさい。