お盆前に蜜蜂の様子が変だなと感じていたら、養蜂箱がスムシに占拠されていた。
お盆の期間中は見回ることができなかったから、その間に入り込んだスムシが一気に成長したようだ。
箱の全てに虫が入いり込み、すでに8割の蜜蜂は箱から逃亡してした。
虫の成長が早く、手の施しようがない状態になってしまった。
このまま放置できないので、箱に残っていた蜜蜂を開放し、箱の解体をした。
蜂蜜が5kgは溜まっていたのだが、虫が入ってしまっては残念だが処分するしかない。
一生懸命運込んでくれた蜜なのに、無駄にして蜂たちには申し訳ないことをした。
自宅から10km離れた場所に養蜂箱を置いているから、すぐに目が届く場所ではなく、管理が行き届かないことがこの結果だ。
言い訳がましいが、日本蜜蜂を飼うのはとても難しい。
2019年には、日本蜜蜂が全国的に流行した、アカリンダニに感染して全滅してしまった。
翌年の2020年、あらためて生物多様性や自然との共生を学びながら飼い始めたのだが、守ってあげることができなかった。
残念で蜜蜂たちに申し訳ない。
あと一つの養蜂箱は元気に活動している。
油断はできないが、大切に飼っていきたい。