生活をたのしむ 街みどり・庭みどり

緑の暮らしの専門家がお届けする、一人ひとりの毎日の暮らしをもっと嬉しく、幸せにする、カフェのような心地よいみどりをご紹介

夏の思い出 九段下

2015-08-26 05:33:12 | 日記
おはようございます。

このブログは通勤電車の中で
次の日にアップする内容の下書きをしています。

今までは頭の体操と称して、
ヤフーチェックやゲームをしていましたが、
この1時間の間に、文章をまとめなければならない
ので、とても充実する朝の時間となりました。

長時間の通勤も良いコトですね。

この様な電車で通う毎日です。

下車する九段下駅近くに靖國神社があります。
終戦記念日等は凄いコトになりますが、
普段は静かで、みどりも多く、広々とした閑静な場所です。


夏の帰り道に、みたま祭と出逢いました。


露店が今年はなく、飲食でごった返す混雑がなくなり、
御霊を鎮魂する、本来の目的に戻ったようです。


盆踊りも催されていました。
外国の多くの観光客が飛び入りで参加している姿が
嬉しかったですね。平和な光景だなと感じました。


境内には多くの提灯が灯され、幻想的な空間がありました。
この光景に、皆さん思い思いのポーズを取り、
記念写真を撮っていましたよ。

普段では体験できない闇とひかりのバランスが良いのでしょうね。
悲しい場所ですが、本当にきれいでした。




こうした幸せな光景が、いつまでも続くように
と改めて考えた、夏の一日でした。






【心地よいみどりの方程式】
◾️寺社、鳥居、提灯の灯り、みどりの組み合わせは
ココロを興奮させ、その後落ち着かせる力がある

◾️経年により、人の思いが積み重なったみどりは
それ自体が放つストーリーがある

◾️日本人、外国の方が笑顔になる踊り、コミュニティーが
生まれる場所は嬉しい時間があり、魅力がある












街ナカみどり 代々木ヴィレッジ

2015-08-25 06:30:35 | 街ナカみどり
おはようございます。

昨日は代々木ゼミナール跡地にできた
駅から1分くらいの場所なのに
みどりがワサワサと茂っている
代々木ヴィレッジに行ってきました。


その植物の持つ本質の力や輝き
様々な形の多様性、直接香りを楽しんだり
触れることをして、ドキドキできる
リアル感が大好きで注目していました。


このエントランスの写真は昨年の模様ですので、
昨日はより植物が力強くなっていました。


プランツハンターと呼ばれている、
西畠清順さんが手掛けている、世界中の植物に出会える、
楽しめる、植物園のような商業施設です。

パン屋さん、カフェ、バー、雑貨屋さんと
みどりに包まれた空間を通りながら、
心地よい時間を過ごせる場所です。



オープンカフェのようになっている
テーブルでは、おしゃべりに興じる姿ばかりでなく、

仕事のミーティング場所としても利用されている姿が見られます。
植物の囲まれた空間は知的生産力を向上させると
言われていましが、それを実践している様子を生で見れる
貴重な場所ですね。

また海外からのお客様も多く、
自国の懐かしい植物に出逢えると、とても喜ぶそうです。


私も海外でサクラに会うと、何処と無く、
嬉しい気持ちになりますよね。


このボトルツリーにしがみつく方も多いようです


樹木名板も、木に関わるストーリーが書いてあり
それぞれを読んでいると面白いですよ、来園者もジッーと
読み込む姿がありましたね。


ここで生きている世界中の場所で進化した植物たちが、
お互い仲良く共存している姿は、平和な空間であり、
平和な、安全、安心できる場所です。

多くの日本人だけでなく世界中の人が喜び、興味を持ち、
また用途も癒しから、散歩、園児の遊び場、ビジネスマンが
集まる小さな街となっています。

植物の魅力、価値が強みとして、成功している場所です。
是非、この空間の心地良さを多くの人に体験して欲しいですね。




【心地よいみどりの方程式】

◾️植物が主役の場所に、少し人の手が入る場所は心地よい。
雑木林の里山と同じ論理。ここはグローバルバージョン。

◾️植物と人の暮らしから生まれるストーリーを通じて、
その植物に興味を持つきっかけつくりは分かりやすい

◾️植物に触れたり、ハグしたり、ジッと観察したり、
カフェでくつろぐ、ビジネスの打ち合わせをしている等の
お客様の多様な姿が一堂で見られる場所は、ココだけの魅力、価値










雑草取り

2015-08-24 06:00:32 | 庭みどり
おはようございます。

昨日は最近の雨で元気になった
雑草の取り除き、暴れていた枝を剪定をしました。

スベリヒユ、カヤツリグサ、ハキダメギク、
コニシキソウなど、目に付く要らないであろう
草はドンドンと取り除きました。

山形ではこのスベリヒユはヒョウと呼び、
スーパーで乾物が売られていて、煮物にして食べていました。


それなりに、美味しかったコトを憶えています。

よく造園の職人さんが現場でヒョウを見つけると
「ひょっとしたら、良いことがあるかも…」と
冗談を言っていたコトを思い出しますね。

雑草取りに余りにも夢中になり、写真は撮れませんでした。

雑草の名前を覚えると興味が湧き、
その生え方にもルールがあるので確認して
作業をすると面白いですよ。この時間が楽しくなります。

最近、何とか知り合いになった、
以前からいいなと尊敬をしている方が
雑草と日々戦っているガーデナー目線で
雑草のコト、その上手な取り方を書いた本があります。

ひきちガーデンサービス
トシさん、義治さんが書き下ろした
「雑草と楽しむ庭つくり」は超おすすめですよ。


4年前に購入した本ですが、今も重宝しています。

本当は怖い、除草剤、農薬に頼らない庭の大切さ
庭のみどり、土の中にある、生き物達のバランス、調和の大切さ、
庭と人の暮らしの関わり方を教えてくれます。

雨の日は、この様な本を読むと、
庭へのモチベーションが上がります。

でも、気持ちの良い夕日を見たいですね


汗びっしょりの作業をして、大変でしたが、
気になっていたコトができて、
スッキリとなった庭を何度も、ニヤニヤと見返し
満足出来た、良い一日でした。




【心地よいみどりの方程式】

◾️街ナカや庭の花、樹木の名前を覚えると楽しくなるように、
雑草の名前を知ると楽しくなる。

◾️芝刈りや剪定、雑草取りは、始める前は億劫だが、
終わると、ご褒美として満足感、開放感、充実感を貰える。







街ナカみどり 川越

2015-08-23 06:00:54 | 街ナカみどり
おはようございます。

昨日は久しぶりの太陽と乾いた空気で
気持ちが良かったですね。

川越駅前に用事があったので、
久しぶりに地元の観光地・川越コースを
心地よいみどりを探しながら巡って見ました。

今の季節は街ナカの
サルスベリの赤が似合いますね。


夏の思い出を毎年つくる
大事な花木なので、昔から好きな樹木です。
ついつい、目で追いかけたくなります。


混雑しているメイン通りを避けて裏道へ。
いろいろな新しい発見に出逢えます。



よくテレビで紹介されている、時の鐘にも出会えました。



更に奥へ進むといろいろ発見があります。



昔ながらの緑化であり、今の人が喜ぶ、
みどりの使い方が少ないな…と感じました。
(撮影に電線が入り込み、多く邪魔ですね)

川越市役所の裏側にある、川越氷川神社へ。

縁結びの風鈴イベントが話題となっていますので、
どの様な様子か興味がありました。

手前の駐車場から、ワサワサと活気を感じます。
カップル、女子グループ、カメラ女子が多いコト…


涼しげな音色と風鈴のある光景、鎮守の森
楽しむ人の姿が心地よいですね。



神社に似合う気持ち良いイベントです。
神様もお客様に喜んでいただくマーケティングをする時代
なのだな…と思いました。

氷川神社の裏手には、この様な景色がありました。


ヤオコー美術館です…建物単体はいいですが、
写真を撮りたくなるような、絵になるみどりがなく寂しいです。
根津美術館のように、中も外も全体の満足感を満たすことが
大事だと感じました。

また館内からの窓越しの景色は近隣の住宅が丸見えで、
せっかくの絵画、特徴ある建物のコンセプトを壊していて、
もったいないです…スタッフは感じないのかな?
みどりで何とかならないデスかね。


この様な景色は川越らしく、ここだけのストーリーがあり好きです。
ここにベンチが欲しいくらいですね。

帰り道は川越観光のメイン通りを歩きます。
相変わらずの凄い人ですね。



でも、危ないなと感じました。

昔ながらの建物も大切ですが、
安心して佇める、心地よいみどりのスペースが
あればいいのに…

昔ながらの街並みをゆっくり眺めたい、
観光を楽しみたい多くの人達のゆるい、ゆっくりの流れと
地域住民のためのバスや車が通る車道が混ざっています。

皆が安心、安全に、気持ちが良い一日が
過ごせるような、みどり溢れる場所になれば、嬉しいですね。

より素敵な、皆に愛される場所になって貰いたいと
強く感じた時間でした。





【心地よいみどりの方程式】

◾️裏道の人気のある場所は、お宝が隠されている。
昔ながらの残された景色にも同様に、
人を惹きつける魅力、仕掛けがされている。

◾️お客様の満足感、共感を満たすためには、
一つの面だけでなく、全体のあり方も意識する。

◾️車の動きに絶えず注意するような不安な場所は、
心地よい思い出は生まれない。









夏の思い出 赤城自然園

2015-08-22 06:00:11 | 街ナカみどり
おはようございます。

先週までは
ココロは完全に夏モードでしたが、
みどり達の秋への準備に刺激を受けました。

次に向う振り返りとして、
今年の夏に訪れたみどりを紹介します。

家の周りで見つけた、秋のたまご達



7月末に群馬県の赤城自然園に行ってきました。
ここはカード会社のセゾンクレジットさんが運営している、
デイズニーランドと同じ大きさのみどりです。

有料の施設ですが、その分施設もキレイ、安心、安全
見どころ満載で、みどりの心地よさも抜群です。


もともと、水がなく貧弱な生態系だった自然を
地下水をくみ上げ、利用し、多様な生き物を育む豊かな
生態系へと変えた里山的な自然です。



歩きやすい園路に沿ってぐるっと一周をすると、
優しい、多様な景観にココロが軽くなる、
心身共に健康的なハイキングの効果も期待できます。


カメラ好きの人達が集まるような、
レンゲショウマの咲く森の様子も素敵でしたが、



ミズスマシの水紋が美しく、カワセミが飛び交う、
木立の囲まれた池の畔のベンチからの眺めは最高でした。


カワセミの鳴き声と池に飛び込む様を聞きながら
過ごす時間は贅沢でしたよ。
人も、蚊も少なく、ゆっくりと佇める空間です。

ここは多くの生き物の声が聞こえる、本当に豊かで嬉しくなる森です。


また、大きなアリジゴクの巣も無数にあります。

こんな光景初めて見ました。

これからの季節も、この森は
いろいろと秋を楽しめるお宝が満載でしょうから、
是非、興味のある方は訪問してくださいね。

気持ちの良い、ココロが満たされる一日を過ごせますよ。





(心地よいみどりの方程式)
◾️まったくの原生林よりも、ある程度、人の管理がある
明るい森、里山は心地よい

◾️みどりと生き物が営む時間を安心して、楽しめる場には、
多くの嬉しい発見がある

◾️都会の緑化同様に、豊かな生態系を育む、自然の里山化も
重要なのかもしれない。人と自然を優しくつなぐ場所の創出も大切。