小さい頃は本の虫

本屋大賞というのを知っているだろうか？
いろいろな本屋で働く人たちが（アルバイトも含めて）
オススメの本を投票し、
その投票から得られたランキングだ。

他にも有名な賞は、ご存知芥川賞や直木賞があるが
いまいち違いがわからない。
以前調べたところ納得するようなしないような結論になり…、
うーん、つまりは納得できてない（笑）
とにかく本と身近に接している書店員が「こいつは！」
というのがランキングされている。
こういう単純なほうが納得できる。


この注目している2007年本屋大賞の1位は、
一瞬の風になれ（全3巻/佐藤 多佳子）。
高校に入ってから陸上をはじめた主人公、その陸上生活を描いたもの。

じつはこれを読むのをかなり戸惑った。
本屋大賞にランクされるものは興味の惹くものがとても多い。
しかし栄えある1位に選ばれたのは、
いままで読みもしなかったスポーツジャンル、
しかも多種多様な陸上もの。。
まず陸上単語が理解できるのかどうかすら不安で…

でも結果から言うと、「納得、そして同調」。

単語の解説は随時でてくるから、
まったく陸上を知らない人でも読める。
理解できないのもあったが文の流れでつかめる。
それよりも同調するのは、陸上における普段の練習。
あのコツコツ精神がどうにも会計士の勉強とかぶって仕方ない。

webで感想を見て見ると、そのコツコツに同じく同調の意見が多い。
こうみると同じく努力して会計士受験生にかかわらず、
少しずつ進んでいる人が多いんだろうな、と。
受験生をしていると抜群に頭の回転がいい人に出くわしたりする。
とてもその回転力はうらやましいが、
言ってしまえばそういう人はサクッと受かってください。
それでもそんな人は少数派。
メジャーな俺はコツコツです。