道外からこの間いろんなパターンでの入院がありました。
○ペグインターフェロン+リバビリン入院
茨城からの70代男性は、地元でインターフェロン療法は難しいと言われて、肝癌治療後抗ウイルス治療がなかなか、検討してもらえなくてと相談あり、入医院加療をしてみました。孫と一緒にもう少し長生きしたいという希望を叶えるために娘さんと共に来院。2a型で高ウイルス量だったので、せっかく入院するのだからとペガシス180でコペガス600の普通量から開始しました。副作用がほとんど無く、1カ月経って少しだるみがあっていらいらする感じとのことですが、1カ月目で5.7あったウイルスが1.2未満ケンシュツセズと陰性化してくれて、とても喜んでくれています。
100才目指しましょうと話して喜ばれています。いつもお孫さんの写真見せてくれてがんばられています。
○肝がん治療入院
福島からこられた60代男性は、地元の医療が震災後大変で、地元の医療機関も患者さんが沢山いて肝がんの治療も1カ月先になるくらいになっていて不安ということもあり、医療講演で話を聞いた川西医師の治療を受けることができないかと相談あり、受診されました。福島空港からすぐ近くなので北海道へ行くのも苦じゃないからということで、来てくれました。肝動脈塞栓術とラジオ波焼灼術をして、治療終了となりました。
C型肝炎による肝硬変があり、ゲノタイプ1b高ウイルス量なので、今後は血小板を増やして、インターフェロン療法も視野に入れてがんばっていきましょうとお話ししています。
○肝精査で入院
肝機能障害があり、肝臓の病気が隠れているのではと心配でと受診された方。肝生検をして結果待ちではありますが、データ上はとても落ち着いており、安心して良さそうですよとお話ししたところ、喜んでいただけました。
きれいな空気の中で療養できただけでも何故か戻ってからがとても調子がいいと言ってくれて、職員一同喜んでいます。
不安な中での、道外からの直接入院、良い結果だったことありよかったです。
可能な治療、検査、安心をするために活用していただければ、本当にこちらも嬉しいです。来るには遠い場所でも、安心を求めてきてくれる方がいること職員も期待に応えようとがんばってくれています。今後ともよろしくお願いいたします。
札幌駅からは地下鉄バスで30分から40分かかりますが、千歳空港からだと札幌の地下鉄福住駅へ直通バス(45分くらい)があるので、福住駅からはタクシーで5分もかからない近い場所に病院があります。意外と道外から飛行機で来られる方には便利な場所です。ご検討いただければ幸いです。
2泊3日でエコーCTなどの入院して検査をされても5万くらい(内容によって変わります)です。
あと、ウイルス肝炎の国の助成制度使ってる方は、その額の範囲内でできるので交通費がなんとかなれば、B型肝炎の肝硬変の方は精査で是非来院していただけたらと思ったりします。