Mamieのフランス留学日記 変わりゆく街

昨日やっと両親のお墓参りに行きました。

行こうと思うと車が借りられなかったり、雨だったりで、お盆からのびのびになっていて気になっていました。

お墓は多磨霊園なんですが、車でうちから大体一時間くらい。
緑いっぱいの中にあるので夏でも涼しくて気持ちのいい所です。
但し、蚊との戦いは覚悟して、重装備で出かけなくては行けません。

お墓参り一式を用意し、いざ出発！

何ヶ月ぶりかになってしまったので、雑草が大変な事になってると思って行きましたが、思ったよりは少なくて、丁度雨の後だったので抜き易くて助かりました。

いつもは、全ての落ち葉をしっかり燃やし尽くしてから帰るのですが、昨日は流石に雨の後で焚き火も出来ず諦めました。

でも、お墓も綺麗になって、母の好きだったお花も飾り気持ち良く帰途に着きました。

お墓からの道は、昔テニスをやっていた頃通い慣れた道で、みんながビックリする様な裏道を知ってて、いつもその道を行きます。流石のナビもお手上げらしく、行きは途中からウンともスンとも言わなくてなってしまいました。

帰りには、少しゆっくりしたくて、たまには、ナビの言う通りに行ってみようと思い、いつもと違う道を通りました。

すると、なんだか聞き覚えのある町名がナビに表示されました。
そう、私の実家のあった武蔵野です。
浄水場があって、母校の中学校の横を通りました！
でも、街の様子が全く違います！
第一、昔、中学校の横にこんな道はありませんでした！
浄水場ももっと大きくて、外からは見えなかったのに、今は中が見えるし、明らかに昔より小さくなってます。

なんだか狐につままれた気持ちで母校を通り過ぎて来ました。

帰ってから昔の同級生に聞いてみたら、やはり新しく出来た道だそうです。
浄水場も後退して小さくなったみたいです。

中学生の時、初めて綺麗だなあと思った桜並木も無くなっちゃったみたいです。

確実に時と共に街は姿を変えて行くんですね。

なんだか昔と変わらない古い喫茶店で(カフェではなくて)、ゆっくり美味しいコーヒーでも飲んでいたい気分です。