四国遍路(108箇所)の旅

お遍路(88+別格20)の準備計画と実際の歩き通し打ちの記録を、5月11日から(実行は6月3日スタート)記録しています。

「納札の願意について」

2007年05月30日 | Weblog
遍路にとって、納札は名刺のようなものだろう。基本的には各霊場の本堂、大師
堂の二ヶ所で納札箱に納めるためである。他は、お接待を受けた時などに相手方
に渡すのが主であるようであるが、私は初めての遍路であるから、色も当然に白
色である。

いちいち各霊場で書いているのは面倒であるし、通常は事前に当日分までは最低
用意するのが一般的らしい。

住所(都道府県、市町村程度まで)と氏名の他、「願意」を記載しておくのだが、
私も先日インターネットで事前購入した遍路用品の中に含んでおいたのであるが、
事前に準備を本格化したこの数日、この納札の記入が全く進んでいない。

いざ1枚目に書いてみたのだが、「願意」をなんとすれば良いのだろうかと悩ん
でしまう。

私が購入した納札(多分、普通のものだろう。200枚セット(100枚綴りが
2セット)で100円である。上部に「お大師様」の絵が描かれ、その左右に、
家内安全、天下泰平と記載されている。おそらく願意は「この2つ以外」を書く
のが一般的なのであろう。

家内安全はある意味、今回の私の遍路の一つの願意でもあるが、確かに、あまり
にも一般的なような気がする。

私は何を願ってこの「旅」をするのだろうか。修行と言うには、あまりにもおこ
がましい気もするので、私にとっては「遍路旅」であるのだろう。それよりも
「歩いてみる」ことが主眼かも知れない。

「結願」まで「歩く」こと。

やはり「願意」を常に祈りながら「歩く」ことなのだろうと改めて思う。

前職を退職して時間的に余裕があるからこの遍路ができるのである。
これからの新しい再出発を祈るのか、では具体的に何を祈るのか?
これをどのように表現すれば良いのだろうか?

子供が、健やかに、夢を目指して、健康に育って欲しい。
父母が安らかな老後を過ごして欲しい。

どう表現すれば良いのだろう。

もう少し考えてみたいと思います。

今日は関東地方は天気予報通り、不安定な一日となりました。朝から不安定だとの
予報でしたが、結局自宅近くでは夕方から雨模様となりました。

昨日のハードトレーニング(笑…外秩父七峰縦走/42キロ)で少し疲れもあった
ので、今日は完全休養として、一日、予定表の見直しをし、B5版に印刷し、ファ
イルに入れ、もう一度明日明後日で最終チェックをしてみたいと思います。

「願意」何にしよう…