四国遍路(108箇所)の旅

お遍路(88+別格20)の準備計画と実際の歩き通し打ちの記録を、5月11日から(実行は6月3日スタート)記録しています。

四国遍路中のPC接続についての検討

2007年05月21日 | Weblog
四国遍路中、1グラムでも荷物を減らすべきであるとの先人の忠告は多々あるものの、私も重たい事を我慢してでもノートPCは持っていくつもりである。が、やはり心配は幾つかある。

私の場合、日々の記録は当面Blogなので、ふんだんにリアルに、「沢山の」写真をアップすることはしないと思うが(後日整理して、HPに編集するつもりであるが)、また、定期的なデジカメの写真のSDカードからPCへの保存やUSBメモリへの保存など、安全面からもバックアップは必須であろう。そのためにもPCは必須である。

PCを携帯する重要性は、日々、できるだけ新鮮な記憶のうちに、様々な思いを記録しておきたいという点だと思う。大学ノートなどに細かく記入すれば良いのだが、あまり手書きは得意ではなく、確かに通信状態が許せば、毎日、自分の頭の中の記憶から、Blogへの公開が当然大半を占めるが、新鮮な記憶を、編集可能な状態で詳細に記録できることがメリットだと思う。

しかし、不安は多い。整理すると、以下の点かなと思う。

(1)重さ(体への負担)
(2)通信状況
(3)通信料金

(1)重さの点は保有していた少し古いモデルだが、パナソニック「Let's note」の CF-T1 を持っていく事にした。5年ほど前のモデルだが、現在のW4モデルなどと異なり、DVDスロットなどが無いため、カタログ上は990グラムだと思うので、12インチの割にはかなり軽い。マウスは持っていかずとも操作性も問題なく、とにかくバッテリーやその他のケーブルなどを合計しても、1.5Kg強で収まるようこれから細かく考えてみることにする。

(2)通信状況が一番不安だ。通信は、Willcomを持って、主にこれで接続する予定だが、過去に何度か四国出張時にWillcomで通信したが、市街地、沿岸部では特に大きな問題は無かった。掲示板などでは、通信状況は、かなりの酷評も聞かれるWillcomだが、自己責任と、やはりデータ通信に関しては、(3)のコスト(通信料金)が一番の不安だし、現状これに勝るものはないと思う。

(3)通信料金は、本日、午前中、サポートセンターに電話して、6月からの料金体系をデータ通信主力を考慮して月額5000円程度で、問題なく毎日更新できる料金体系に変更した。速度は劣るが(64k)一日1時間弱(月額25時間)まであれば5000円以下で使用可能だ。メモ帳などテキストでまず記録し、編集確認後、その後、接続しBlogの編集画面にコピペ(Copy&Past)するだけだから、特段の支障が無ければ、5分~10分の通信時間で問題はないもと考える。最悪は、Softbankフォンももう一台持って行くので、これにテキスト送信できれば、そこからメールで、Blogへアップする方法を取るつもりである。

後は、他のメールの確認や、Blogへのコメント管理や返信を含め、毎日30分~45分の通信状態で足りるようにするしかないと考える。

遍路は、毎日夕方、宿に着き、洗濯、乾燥、食事、風呂、その日の記録整理(PC作業含む)、そして明日の計画の確認など、やる事が山のようにあるはずで、睡眠は、9時過ぎ(遅くとも10時)には取りたいであろうし、その日の記録(30分~1時間)、とBlogアップと他の通信処理で、合計1時半が限界だと思う。

宿に入るのが5時になれば、洗濯などと、風呂と食事で2時間、その後のPC作業で2時間、もう9時である。早出に対応するためにも、明日の計画確認で30分だとすると、本来は、3時~4時には宿入りすべきだと思うが、いずれにしても、テキパキとこなすしかないのだと思う。

遍路への出発前にも、準備すべき事はまだまだある。一つ一つクリアしていくしかない。これもまた「人生即遍路」なのだろうか。私の遍路は、既に始まっているのかも知れない。