世界中のテニスファンにとっての夢の祭典、「Rise of Legends・伝奇再現(ドリームスター・エキシビションマッチ)」が、先週台湾で開催されました。
6日に台北で、8日に高雄で行われたRise of Legendsには、かの有名な米元男子プロ・アンドレ・アガシ、ロシア男子プロのマラト・サフィンとミハイル・ユージニー、さらに台湾からは、テニス王子の異名を取るルー・イェンスン(盧彦勲)と、「国際大会の英雄」と呼ばれるジミー・ワン(王宇佐)が参加、超豪華メンバーによる夢の対決が繰り広げられました。
上の写真は、台湾の盧彦勲。高雄では若干調子を落とし、シングル・ダブルスともに逃したものの、初日の台北では、ワンセットマッチでユージニーを相手に7-6、ダブルスでも、アガシと組んで、サフィン・王ペアに6-3で危なげなく試合を決め、観客を熱狂させました。
引退したとは言え、世界の王者・アガシ(右2)は健在
それにしても・・・陳菊・高雄市長(中央)がずいぶん小さく見える!?
高雄戦では盧に7-6で勝利したユージニー
台湾では近頃、男子・女子ともにテニス選手の活躍が続き、にわかにテニス熱が高まっています。
今回、チケットは一番安い席で800元、最も高い席では2000元という、庶民には少々勇気のいる値段だったものの、発売後すぐに完売。
(の割には、↑の写真に空席が目立つ気が・・・いえ、きっと気のせい。)
大物選手らの来台に台湾中は熱狂し、選手らもファンサービスたっぷりのパフォーマンスで楽しませてくれました。
きっと、台湾の人々の情熱を十分に感じてくれたことでしょう。
私の周りにも、最近の「テニス王子」ブームで○歳にしてテニスに目覚めた、という人がいます。
これを機に、テニスのすそ野がもっと広がり、そして台湾の世界レベルアップにつながれば、と思います。(華)