日本の人にもよく知られた、台湾を代表する風光明媚なリゾート・日月潭国家風景区(国立公園)。
台湾で唯一海に接していない、中部の南投県のちょうど真ん中、つまり台湾の真ん中あたりに位置する日月潭という広い湖を中心に、リゾートホテルや観光名所が点在、湖とその周りを囲む山々の神秘的な風景は何度訪れても飽きる事がありません。
先日9月20日(日)、平常時で8平方キロメートルもあるこの広い湖を泳いで渡る!という伝統行事「日月潭遠泳大会」の第27回大会が開催されました。
この大会、1983年に始まって以来年々参加者が増え続け、今大会にはなんと、25,888人が参加、過去最高を記録しました。
(上の写真)
普段は勝手に入れない日月潭もこの日は泳ぎ放題!
美しい風景の中でスイスイ泳ぐ気分はまた格別?
日月潭遠泳大会は、水泳愛好家たちの間では世界的に知られた大規模遠泳大会となっていて、今年も、日本はもちろんの事、シンガポールや中国大陸といったアジア圏のみならず、遠くアメリカ、イギリス、オランダ、はては南アフリカなど世界各地から参加者が集いました。
中でも、今年は中国大陸からの参加者が例年を大きく上回るおよそ1800人と最多で注目を集めました。 う~ん、日本勢、負けていられません。来年は私も参加してみようかな?
ちなみに、遠泳の全行程はおよそ3000キロ。浮き具を付けると言っても、かなりの体力と事前の練習が必要です。でも、大会の基本コンセプトは「楽しむ事」ですから、ちいさなお子さんや高齢の方、障害を持った方も、基本的には誰でも参加できます。
何より、こんな特別体験、他ではできませんよね!機会があったらぜひ、みなさんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか! (華)
湖畔は水着ルックの人、人、人・・・みんな大張りきり!
(写真提供:交通部觀光局日月潭國家風景區管理處)