息子が実習させていただいたのは『知的障害者更正施設』でした
その中でも重度の方が利用している施設で 平均年齢は40才をこえるそうです。
施設利用者の方をお客様だと思って快適に過ごせるようにお手伝いするようにと最初に言われたそうです。
お手伝いさせていただいたのが
洗面の介助
食事の介助 配膳の準備
排泄の介助 重度の方はオムツの交換
お風呂の介助
一緒に施設の周りを散歩 車椅子の介助
軽作業のお手伝
パンクしている車椅子の修理などだそうです。
実際 祖母は一緒に住んでいても元気だし ひとりっ子の息子は年下の排泄のお手伝いとか
オムツを交換してあげたこともありませんでした。
私は 大丈夫なのか行く前からとても心配でたまりませんでした。
しかし 息子は意外と平気だったそうです。
「お母さんは きっと無理だと思うけど 俺はどんなお客様に対しても どんな状況でも
笑顔で接する事が出来たよ。」と息子に言われてしまいました。
お母さんは無理 ・・・・・ 良く知ってる・・・・・・
いろいろなお手伝いをしていて 嬉しそうに声をかけて下さる方や 美味しそうに食べている方
を見ると嬉しくなったそうです。
1日の仕事は本当に重労働で 宿舎に戻ると 即寝てたそうです
普段でも 休みの日にいつの間にか寝ている息子だもの 当たり前かも うふふ
偶然にも 同じ町の方が勤めていらして 昼食をご馳走になったりしたとのこと
最後の日は 時間を頂いて お客様との余暇を自分で考えて過ごしたそうです。
何をやったんだか・・・・・・
大変だったけど 楽しく実習させていただいたとのこと
私は 息子の実習の様子を聞いて きっと楽しいだけではなかったと思いますが
親バカですが 頑張った息子にちょっと成長したなと とても嬉しく頼もしく思いました。
施設の職員の皆様 利用のお客様達 本当にお世話になりました そしてありがとうございました。