まだ7,8年分程残っているんですがね(汗)。
東大文系数学の『ポイント』がおぼろげながら見えてきました。
よく、『東大入試は事務処理能力が問われる』と巷で言われていますが、数学に関しては大部分が当てはまると言えるでしょう。
まさに同じパターンばかり!!
最近は問題解く度に、「またかよww」と笑っちゃうくらい同じパターンばかりです。
『東大文系数学25ヵ年』のA問題の大部分とB問題の半分は1パターン。
そのパターンとは、
『与えられた条件を整理して一元化する』
です。
少し抽象的ですが、本当にこればかり!!!
問題をupするのは面倒なので、お手持ちの過去問を参照して欲しいんですが(笑)、例えば2003年第1問、2002年第3問の積分は何れも4つ、ないし5つの条件を整理して、与式を1つの文字式で表せればもう終わりです。
他にも2003年第2問、2000年第1問も、『与えられた条件を場合分けして図示』すれば終わりです。
僕は今『東大文系数学25ヵ年傾向と対策』なるノートを作成しているのですが(暇人なのでww)、このノートには解き方を『文字だけ』で文章化していて、大概の問題は2行位で書いてるのですが、その中に『丁寧に場合分けして丁寧に図示して終了』と言うフレーズがかなり沢山あります。
東大文系数学の問題は、与えられた条件を『当たり前のように』整理して『当たり前のように』一元化(複数の文字式を1つの文字式で表したり、複数の関数を平面上に図示)するだけの問題が沢山あります。
この手の問題に『数学的センス』は一切必要ありません。
必要なのは『事務処理のように淡々と整理する能力』と『東大の問題だからと言って怖気づかないほんの少しの勇気』だけです。
これを完璧に出来れば30~40点は取れると思います。
『青茶だけで1完半』は十分可能でしょう。
しかし、東大を舐めてはイケナイ(笑)。
『東大数学の図形問題はかなり難しい場合が多い』
今年の第1問は例外的に簡単でしたし、『与えられた条件を整理して図示』すれば解けるので、図形問題と言うより最初に書いた『与えられた条件を整理して一元化する』 パターンでしょう。
東大の図形問題が難しいと言う証拠に、90年代初頭、数学0完でも受かると言われていた時代に、難しい空間図形の問題が多く出題されています。
基本的に、『与えられた条件を整理』は必要ですが、更に空間図形を頭の中でイメージする能力が必要で、これはセンスの問題も絡んでくるので一筋縄では行かないでしょう。
やはり数学で4完するにはセンスと相性(運)が必要になってくるんでしょうね。
ということで、再び過去問と格闘して参ります(・ω・)ノ