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名も泣き戦士のブログ

ワンブリ生、rrrのブログ。

船口の現代文<読>と<解>のストラテジー

2006年08月30日 21時08分57秒 | 東大対策参考書


東大対策参考書第4弾は「船口の現代文<読>と<解>のストラテジー」です。
この参考書は本ブログで何度も登場しているように本当に素晴らしい参考書です。
とても分かり易い上に、東大現代文に対応出来てる辺りが魅力的です。

解答欄が東大の入試と同じ形式な点や、収録されている問題の半数が東大の過去問である点等、著者が東大を意識して作っているのも高ポイントです。
最初にも言いましたが、本当に分かり易い!!
どの問題も解答へのプロセスは納得のいくものばかりだし、「これなら自分にも書けそうだ」と思えてきます。
そういった点では、東大模試の問題や青本の解答等は、答えを見ても何言ってるのか分からなかったりして勉強にならないことが多々あります。

使用対象者は全受験生。
管理人は高3の6月頃に解いて、あまりに分かり易かったので、2・3回まわしました。
現代文は本当にそれしか対策しませんでしたが、代ゼミの東大プレでは現代文で28/40点取れました(因みに今年も全く同じ点数でした)。
その後は、模試が近づく度に読み返したので、もう10回近く読んだかもしれません。
センター試験の時も持っていったし、東大2次試験の本番、会場に向かう電車の中でも読みました。

それだけ管理人が信頼を置いている参考書です。
現代文は、

(出口の現代文実況中継)→船口の現代文<読>と<解>のストラテジー→LJ(Z会東大国語)→模試問題、過去問

と、こなしましょう。

まぁ散々偉そうに述べましたが、管理人もあまり得意でもないし、最近殆んど手をつけていないので精進します(汗)。

早覚え速答法

2006年08月29日 21時15分23秒 | 東大対策参考書


東大対策参考書国語第3弾は「早覚え速答法」。
これを1冊完璧にマスターして、一定量の演習をこなせば、東大漢文で20/30overはすぐに達成出来るでしょう。
漢文は全ての科目の中で一番早く簡単に仕上げることが出来るかもしれません。
中国語の古文ですからね。
難しい問題は誰も解けません笑。

漢文で最初にやる事は句形の丸暗記です。
実は管理人は「明説漢文」と言う学校で配布された教材の後ろにまとめられた句形を暗記してしまったので、この参考書を使った時殆んど全て知っていました。
ただ、覚えた句形のうち、どれが入試に出されるのかを知ることが出来るので利用価値のある1冊です。

そして何より内容が簡単で取り組み易いので、初学者にはオススメです。
使用対象者は全ての受験生。
最初に取り組んでもいいし、最後のまとめに使っても良いと思いますが、何回も繰り返し読みましょう。
管理人はセンター前に緑本の悪問に戸惑い、直前5日で4・5周まわしました。
今年のセンターは漢文が易化したので、チョット残念でしたが汗。

低コストで最大の効果が得られる希少の参考書。
余裕があれば、

「早覚え速答法」→「漢文道場」→「東大古典25ヵ年」

と、こなしましょう。



東大の古典25ヵ年

2006年08月26日 17時31分53秒 | 東大対策参考書


東大対策参考書・国語第1弾は「東大の古典25ヵ年」です。
コレは東大受験生で、よっぽど古典が得意で、他にどうしようもない苦手科目があるという人以外は是非使用する事をオススメします。
コレを解き進めていくと、本当に東大古典が「見えて」きます笑。
東大古典は基本的に・説明問題・現代語訳の2パターンで、現代語訳はほぼ逐語訳でイイとか、問われる問題の古文単語は簡単なものが多いとか、そういった感覚が身についてくると思います。
説明問題は大体本文に根拠があるので、それを探して色ペンで線を引いておきましょう。
問題となっている傍線部の上に順接があるとそこが根拠になる場合が多かったり、主語と目的語の文章があって句読点が打たれて文章が始まったら目的語が主語になったりする・・・と言ったポイントも「見えて」きますww

鉄緑会からも東大古典の問題集が出版されていて解説の質は素晴らしいですが、10年分しかない上に5000円もするので、解き慣れも兼ねて教学社の25ヵ年シリーズを利用するのがイイと思います。

使用対象者は、古文単語・文法を一通り学習し、ある程度古文を読み込んでいる受験生。
収録問題数は以外に多い(昔は1年で2問出されたりしていた)ので、センター後に10年分とって置いたとして、15年分は秋の内にこなしておきたいところ。
因みに管理人は秋のうちに25ヵ年やって、直前期に朝起きて真っ先に読み込み復習を兼ねて音読してました。
本番では多分古典で40(/60)以上は取れたと思います。
しっかりこなせば50overも夢じゃないかも。

青チャート

2006年08月26日 17時10分26秒 | 東大対策参考書


東大受験対策参考書・数学ラストは定番の「青チャート」。
実は管理人はあまり使わなかったし、個人的に好きじゃないんです笑。
ただ、全て網羅すればカナリ力がつくのは確かです。

順調に受験勉強が進んでいる受験生にとっては数ⅠAは簡単だと思うので、ⅠAは前に紹介した「1対1対応の演習」をいきなり使用してもイイと思います。
一転して、数ⅡBは結構難しいので覚悟が必要です。

オススメの使用方法は青チャートを分野ごとに「切ってしまう」事です。
で、ホチキスでとめて持ち運びに便利にしましょう。
コレは持ち運びが楽になるだけでなく、精神的にも楽になりますw
あんな辞書みたいな厚さの問題集、誰でも嫌になりますからね。

この問題集の使用目的は、数学を解く言わば「定石」を覚えることなので、章末問題や演習問題は飛ばしてもイイと思います。
要するに基本例題と重要例題だけを徹底的にマスターしましょうということです。
本当に頭に入ったかは「1対1対応の演習」や「新数学スタンダード演習」で確認すればイイので、濃く・素早く取り組むことが重要です。

使用対象者は全受験生。高3になる前に終わらせましょう。
数学が苦手で、1対1対応が合わないと思う受験生は、取り敢えず青チャートの問題を全部解けるようになる事を目標にしましょう。
それだけでもセンターで150点、2次でも1完以上は期待出来ます。

次は国語の参考書レビューです。

1対1対応の演習

2006年08月25日 21時40分37秒 | 東大対策参考書


ブログの調子が良い内に爆裂更新。
東大対策参考書・数学、第3弾は「1対1対応の演習」。

この問題集はかなりオススメで、マスターすれば数学が「得意」になります。
管理人は高2まで学校で配られるプリントをキッチリこなしていて、そこそこ数学には自信がありましたが、初めて手をつけた時は全然解けなくて焦った記憶があります。
でも、計算が複雑だったりするだけで、問われていることは基本的な事なので諦めずに食らいつきましょう。

本自体が薄いので、青チャートのように分厚くてやる気が失せる心配はありませんw

使用対象者は受験生全般。高校で習った範囲と並行して解いて、長期休暇中にまとめて復習するのがまさに理想的な使い方です。
公立高校のように授業進度が早くない学校の生徒はある程度独学で進めていき、高3になる前に全て解けるようになれば怖いものなしですが、実際そう上手くいかないケースが多いでしょう。
現役生なら夏休みが終わる前に一先ずケリをつけて、それ以降は苦手な分野を随時解き直す形で受験本番まで付き合ってあげましょう。

理系も含めて多くの東大受験生が愛用する参考書。
どうしても難し過ぎる場合は一旦青茶に戻りましょう。



東大合格への世界史

2006年08月25日 19時34分19秒 | 東大対策参考書


番外編ということで(笑)、世界史の参考書。
次はまた数学の参考書を紹介します。

管理人は去年友人のイラン系ソ(ry)に借りたテキストで71年以降の東大世界史の過去問をコピらせてもらったのですが、解答が無く途方に暮れていました。

偶然本屋で発見したこの参考書は現役東大文一生が手がけたもので、著者の経歴は凄まじく、東大模試で国語の最高点107/120点、合計370(/440)overを叩き出したツワモノ(しかもイケメン)。

本の内容は論述問題と解答、そのプロセスが簡潔に載せられています。
そして何より魅力的なのは83~95年の大論述の解答が載っていること!!
すばらしいです。
青本や赤本に載っていないような昔の東大の大論述をこなしたい方にオススメ。
使用対象者は通史を済ませてある程度論述対策を行っている受験生。
読み物として使用することも可。

管理人も世界史の過去問研究に使用させて頂こうと思います。

新数学スタンダード演習

2006年08月25日 14時12分01秒 | 東大対策参考書


東大対策参考書レビュー、数学から攻めてみましょう。
第2弾は「新数学スタンダード演習」。
大学入試で出題された典型問題を分野ごとに分類し、レベル別にA~C(D)に分かれています。
この問題集のC問題まで完璧にマスターすれば、文系数学においては怖いもの無しです。
A問題は、この問題集を手にするレベルの受験生にとってはチョロ過ぎるので重要なのはB問題を網羅することです。
解答・解説が少ないという難点がありますが、返ってダラダラと長い解答よりもスッキリしていて気持ちイイです笑。
使用対象者は、「1対1対応の演習」や「青チャート」の問題が全て解けるという受験生。

教科書→青チャート→1対1対応の演習→新数学スタンダード演習→東大の文系数学25ヵ年

という具合にしっかりこなせば、最近易化傾向にある(2004年は除く)東大文系数学で7~8割の得点が期待できます。
スタ演は東大数学への架け橋となる希少な問題集なので、時間があればしっかり取り組むべし。

東大の文系数学25ヵ年

2006年08月25日 04時28分27秒 | 東大対策参考書


受験生ブログらしく参考書レビューも織り交ぜていこうかな笑。

栄えある第1弾を飾るのは「東大の文系数学25ヵ年」です。
80年から05年まで東大で出題された問題が分野ごとに編集された優れもの。
25年と言うと怖気づいてしまいそうですが、1次変換や複素数平面を除けば90題もありません。
つまり、1日3題ずつ解けば1ヶ月で終わらせる事が可能。
最初はA問題だけを選んで解くのも良い手です。
使用対象者は東大模試で30点以上得点出来る受験生。
10月半ばから始めて秋の東大模試の半ばで1周出来るとベストです。
但し、数学がよっぽど得意な受験生以外はC問題は飛ばしましょう。
センター対策前にもう1・2周、センター後にもう1周とC問題をチャレンジ問題として解く。
実際過去の東大の問題を何度も解く事で、容赦ない計算にも耐え得る体力を得ることも出来るので、繰り返す事で真価が問われます。
直前期は採点基準の書いてある模試問題での実戦演習を行いたいので、過去問研究は秋にやるのが得策です。