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名も泣き戦士のブログ

ワンブリ生、rrrのブログ。

東大入試・2日目

2006年02月27日 02時25分46秒 | 2006年東京大学入試実況中継

 2月26日

前日と同じくらいに起床し、シャワーを浴びる。違うのは天気だけ。
日曜日だったので昨日よりも電車が空いていた。

前日はいろいろゲットしたが、この日は敢えて何も貰わずに、早々と教室へ。

試験前は1度教室の外に出され、受験票の写真と照合されるのだが、何故か今日はなかった。

試験直前にトイレに行きたくなって帰ってきたら、みんな解答用紙の解答科目の部分をはさみで切っていた。

rrrも急いで切る。



【1限:社会(世界史・地理)9時30分~12時00分】


世界史第1問の用語だけ確認。
おぉ!現代史じゃない!イケル!と思う。

第2問、う~ん、嫌なタイプ(例:中国史・上海の発展について)じゃないな。

で、第3問から。

ヤバイ、全然わかんねー!とおもうが、結局「尊皇攘夷」について1行で答えろ以外は完答。

第2問。
(2)が書き易そうだ。
何度も書き直し、解答。
次に(1)をそれなりに解答。

この2問に異様に時間を食い、第2・3問を30分で切り抜ける計画がズレ、第2問(3)を残して既に40分。冷や汗たらたら。

最近調子がいい地理へ。

第1問南米地誌。なんとなくでそうだという予感が的中。
第2問木材が目に入り、この手の問題はパターンが少ないはずと思う。
第3問やっぱり日本絡めの問題。

さぁ第1問からバリバリこなしてやる!





・・・・。




・・・・・・・・・。




解けない。わからない。





(シーボ師匠の日記参照)




いつもなら出来たのかもしれないけど、とにかく時間が気になって全然問題が頭に入ってこなかった。結局75分くらいかかって大した答えがかけなかった。

しかも世界史の大論述と小論述を残してわずか35分。

ヤバイ。

これはヤバイ。

第2問(3)を5分くらいで書いて、第1問。

構想を練っている暇はない。

くそぉ!

あんなに構想メモの練習したのに。

三十年戦争・フランス革命戦争・第1次世界大戦を6行ずつを目安にとにかく書く。

残り3分であと5行は書かなければ。

この時、体の中心から強烈な痛みがして気を失いかけるが、なんとか持ち応えて解答。めちゃめちゃ字が震えてた。

重い気分で昼休みを迎える。

この時点で不合格の予感。

文系で社会が出来ないで受かるなんて話聞いたことなかったから。

昼休みは黙々とリスニングを聞く。

そして、最終科目



【2限:英語14時00分~16時00分】


(1A)要約。ヤバイ単語が簡単なのに脳内変換できないよ。
助けて。
隣はもうページめくってるし。
とにかく自分で解答を作ってみる。

(5)総合問題。やっぱり東大!単語が簡単!でも、今のrrrには何の意味もない。
内容が大雑把にしかつかめない。
時間が迫ったので、とにかく解答してリスニングの設問チェック。

(3A・B・C)東大のリスニングは過去問の結果から自信があった。でも、全然分からなかった。

リスニングが終わった時点で不合格を確信。
皆の事思い出して涙がでそうになる。
浪人生活を想像する。
「予備校にだって可愛い子ちゃんはいるよ」という悪魔の囁きが頭をちらつく。

4(A)文法。長っ!呆れて解く気にもならない。が、ちゃんと5つとも答えだけは考える。

4(B)和文英訳。おぉ!文法の長文化の反動だな。昔みたいに短くなってる。

2(A・B)英作文。Aは昔も同じタイプの問題が出てた気がする。Bは「自分が今までに決断した事と、その決断以外の選択肢、その決断をしていなかったら今の自分はどうなっているかを60~70字の英語で書け」とのこと。
もうどうでもよくなってしまったので「自分は2年前に東大を受けることを決意し、もし諦めてたら今頃遊びまくって今こんな英文を書くことはなかっただろう」と冗談みたいなことを書いてしまった。

1(B)パラグラフ整序。
長い。諦め。

終了。


ということで、2日目は散々な結果でした。


結局、数学も解答速報で第2問がしょっぱなからミスしていることに気付く。




以上がrrrの東大入試でした。



ふぅ、疲れた…。



寝ます。オヤスミ。

東大入試・初日

2006年02月27日 01時48分32秒 | 2006年東京大学入試実況中継
応援のコメントや応援メールを送ってくれた人には本当に感謝しています。
試験前もずっと自分には応援してくれる人がいると思えたので、非常に心強かったです。

前の記事の通り、今は不合格を確信しています。
そんなrrrの入試本番実況中継。
東大を受ける後輩と自分のために文字起こし。


 2月24日

勉強が手に付かない。
何をしても「いまさら」と思ってしまうのである。
国語の白本と東大2004年の数学の過去問を解いて、英語と世界史を確認して10時45分ごろ就寝。
図太いというか、無神経というか、rrrは試験前だろうがなんだろうがすぐに寝れるのだ。

 2月25日

6時10分ごろ起床。
目覚めのためにシャワーを浴びる。ちなみに前日もちゃんと風呂には入ってる。
7時20分ごろ家を出て、下見をしたにもかかわらず、渋谷で軽く迷うがなんとか井の頭線に乗る。
混みすぎ。
無事駒場東大前に到着。
開門と同時くらいにつく。
アメフト部の方々や勧誘(?)の人たちの「がんばって」という声援に勇気付けられる。

キットカット×1
ティッシュ×4
謎のパンフレット×3

をゲット。

なんかもうこの時点で感無量になってしまう。

「自分は今東大にいるんだ~。これから試験を受けるんだ。」

と思うと胸が一杯。

下見したので教室は知っていたから一目散に向かい、指定の席を見つける。
ちなみにrrrは3人席の真ん中で非常に辛かった。
(自分のタイミングで席をはずせないからね)
試験20分前から参考書等は見てはいけないとの指示。
長い沈黙・・・。
瞑想。
応援してくれる皆のことを頭に浮かべ精神統一。

いざ、開始!

【1限:国語9時30分~12時00分】

まずは漢文から。
緊張からか一読しても頭に入ってこないが、明らかに易化してる。
2週目から理解できたのでせっせと解答作成。
東大の教授に採点してもらうということを意識しながら丁寧かつ日本語らしい文章の作成に勤しむ。
25分で終了。

次に古文。
古文も易化してる!
が、主語の特定が難しい。
それ以外は割りと平易だが、如何せん主語を取り違えては全てがパーなのであまり自信はない。
ここまで50分。
いいペース。

評論文。
なんかの東大模試の4番と似た内容だなぁと思いながら、解答。
出来たかどうかは自信なし。
ここまで110分。
時間がかかった。

ラストの随筆文。
文章は平易だ。
解答もそんなに迷わない。
残り7分で終了。
そして見直しを行なって試験自体終了。

国語全体が易化したという印象を受け、それ相応の出来ではないことにやや不安。
試験終了後は20分ほど拘束される。
意外とツライ。

昼休みは青本・紫本・スタ演をパラパラめくるがあまり意味はなかった。

【2限:数学14時00分~15時40分】

数学の問題とご対面。
第4問で三角関数。
おぉ!東大にしては珍しい!
とりあえず、第1問から。
東大の幾何は難しいからとりあえず出来るとこまでやってみようと決意。


…なんだ、普通の問題だぞ。


せっせと解答作成。


が、問題文の半径を見逃し、正弦定理でミス。
cosθが1と108/25と出てきて泣きそうになる。
その後、無事ミスに気付いて完答。

とりあえずホッとするが、ここでのタイムロスは痛い。

第2問、確率。

小問に分かれてるので、(1)(2)は完答したい。
せっせと解答。
(3)は(1)(2)から漸化式を予想し、n=4を示して数学的帰納法で示せばいいのかと思うが、時間が無いので文章化して逃げる。

第3問、整数問題。

おぉ!スタ演で似た問題があった気がする!
しかし、解けない。
諦めて第4問。

第4問、3次関数

見た目に焦るが、場合わけして完答。
が、明らかに変な答え。
解答速報見て気付いたのだが、cosθであらわすところをcos2θで表してた。

第3問に戻る。
ようやく解法を思いつき(1)は完答。
(2)は絶対違うと思ったが、書かないよりマシと思って背理法でなんちゃって解答。

あれ?全部解いてしまったぞ?
と思ったときに試験終了。

数学も完全に易化したので、やはり自分の出来では不満。

帰りの井の頭線は異常に混み、近くで方言を話す女の子に、東大の全国区ぶりを実感。

帰宅後は英語の確認と世界史・地理をチェックして前日と同じくらいに就寝。