働き方改革関連法ノート

労働政策審議会(厚生労働大臣諮問機関)や厚生労働省労働基準局などが開催する検討会の資料・議事録に関する雑記帳

個人事業者(フリーランス)等に対する安全衛生対策のあり方に関する検討会 報告書

2023年09月22日 | ブログ管理者ノート
個人事業者(フリーランス)等に対する安全衛生対策のあり方に関する検討会 報告書(案)

第14回「個人事業者等に対する安全衛生対策のあり方に関する検討会」(厚生労働省の有識者会議)が2023年9月21日に開催。議題は(1)これまでの議論の整理(報告書案)、(2)引き続き検討すべき論点について、(3)その他。。

また、厚生労働省が公開した第14回「個人事業者等に対する安全衛生対策のあり方に関する検討会」配布資料のうち資料1は「これまでの議論の整理(報告書案)」となっている。

資料1 これまでの議論の整理(報告書案)(PDF)

なお、NHK NEWS WEBはと題した記事の中で「職場での安全対策が義務づけられていないフリーランスについて、厚生労働省は業務中の事故が相次いでいることなどから、職場での安全対策を定めた労働安全衛生法の対象とする方針を決め、雇用された労働者と同様の安全研修などが義務づけられることになりました」「フリーランスとして働く人は2020年には全国で462万人にのぼり、働き方の多様化に伴って増えているとみられますが、企業などと雇用関係がないため職場での安全対策を定めた労働安全衛生法の対象にはなっていません。このため厚生労働省は有識者でつくる検討会で議論を続けてきましたが、21日の検討会で報告書がまとまり、フリーランスも労働安全衛生法の対象とする方針が決まりました」(「フリーランス 事故増加 職場の安全対策義務づけへ 残る課題は?」2023年9月21日配信)と報じた。

フリーランスや一人親方などの個人事業主 労働安全衛生法の対象へ | NHK

【NHK】職場での安全対策が義務づけられていないフリーランスについて、厚生労働省は業務中の事故が相次いでいることなどから、職場での…

NHKニュース

 

また、毎日新聞(デジタル版)は「厚生労働省の有識者検討会は21日、フリーランスら個人事業主を労働安全衛生法(安衛法)の対象に含める報告書をまとめた。個人事業主が事故にあった場合に仕事を発注した企業などに国への報告を義務付けたり、年1回の健康診断を促したりする。厚労省は来年以降、法令の改正を進める方針で、働き方の多様化を受けて対象を雇用された労働者から広げた。ただ、配達中の事故は報告義務の対象に含まれないなど、実効性に課題も残す」(「」フリーランスらを安衛法の対象に 厚労省検討会が報告書まとめる」2023年9月21日配信)とも報じた。

フリーランスらを安衛法の対象に 厚労省検討会が報告書まとめる | 毎日新聞

 厚生労働省の有識者検討会は21日、フリーランスら個人事業主を労働安全衛生法(安衛法)の対象に含める報告書をまとめた。個人事業主が事故にあった場合に仕事を発注した...

毎日新聞

 


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