■ アジアカップ2011 |
日本(5-0)サウジアラビア ・前半8分 岡崎慎司(日本) ・前半13分 岡崎慎司(日本) ・前半19分 前田遼一(日本) ・後半6分 前田遼一(日本) ・後半35分 岡崎慎司(日本) |
■ 決勝トーナメント進出決定 |
◆ 試合雑感
この試合引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる日本。
相手はグループリーグで敗退が決まったサウジアラビア。
この大会のサウジの他の試合を見ていないが、今回の日本戦での戦いを見ると明らかにチームとして最低のレベル。そもそも守備が酷かった。グループリーグ敗退が決まっていたので、「失うものなし!」と根性を見せてくれるかと思ったが、試合後の選手のコメントを読むと全然相手にならなかったようです。
第1、2戦の日本代表の試合を見ていくつか懸念があり、その辺をサウジ戦で推し量ることが出来るかと思っていたのだが、サウジが酷い出来だったので、この試合での日本のスタメンと選手交代を中心に取り上げてみる。
スタメン
松井が肉離れの為チームを離脱。
本田圭佑が捻挫で欠場。
これに伴って、柏木がトップ下へ起用。これは正直、驚いた。
柏木はボランチの控えとザッケローニ監督は考えていたと思っていたのだが…。松井の右サイドには好調の岡崎が起用された。
結果はご存じと思うが、岡崎はハットトリック。
第1、2戦で途中出場ながら好パフォーマンスを見せていたので、当然と言えば当然の結果かもしれないが、それでも3ゴールを挙げ岡崎にとっては自信になっただろう。
もう一人、ずっとワントップで使われてきた前田が2ゴール。
やっと肩の荷が下りたかもしれない。特に、ゴール前でのスペースへの動きは良かった。しかし、楔のパス(ポストプレー)はまだまだかな。
選手交代
ついでに交代で入った選手についても
前半イエローカードをもらい、次戦出場出来ない内田に代わって後半頭から入った伊野波。個人的には卒なくこなし良かったと思った。特にオーバーラップのキレは良かった。しかし、最初に書いたようにサウジの出来があれだったので、なんとも言えない部分もあるが、少なくとも次のカタール戦ではスタメンで起用されるであろう。
後半さらに追加点を奪い4-0とした後で、シリア戦でイエローカードを1枚貰っていた吉田を岩政に交代。その後、5-0とした後で、遠藤に代えて本田拓。
ザッケローニ監督は、冷静かつ論理的に交代のカード3枚を切った。歴代の代表監督と比較して、第1戦から非常に上手く選手交代するなぁ。とりあえず、最低限の決勝トーナメント進出を決め、ほっとしている。
■ ここからがアジアカップ本番 |
1位で決勝トーナメントを決めた日本。
今回のサウジ戦は、結果は5-0と大差がつき、内容的にも大味になってしまった。しかし、決勝トーナメントでは、開催国カタールとの対戦となった。
個人的には、開催国との対戦は嫌だなぁと思っていた。試合は、完全にアウェイ状態になるであろう。例えば、審判の笛がカタール寄りになり兼ねない局面も出てくるかもしれない。
また、ザッケローニ監督は、若いチームで多くの経験を積んで欲しいと思っているだろうし、そういう意味で、ここから本当のアジアカップが始まったと言っていいと思う。
勿論、トーナメントなので負けたらそれで終わり。チーム力、気持ちが重要になってくる。南アフリカW杯を経験している選手も多いので、この辺の戦う気持ちは大丈夫だと思うが…。あとは、攻撃的に戦って欲しいと思う。
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