今年は挿し木苗が調子いいです。
年数も経って、だいぶ楽しめるようになってきました。


こちらは、イングリッシュローズの【クラウン プリンセス マルガリータ】
挿し木して3年目です。まだ枝振りは貧相なのですがしっかりとした蕾を
つけてくれました。始めは浅めのカップ咲き。やがて中心がクシュクシュっとした
ロゼット咲きへと変わっていきます。
中心は鮮やかな山吹色。外側がグラデーションで白に変わってソフトな印象に。
昨年は1輪しか咲きませんでしたが今年はもっと楽しめそうです。

バラの花が咲き進む姿は、数時間でガラリと変わります。
早朝から2~3時間でかなり変化するバラもあるので、
この季節はカメラを手に何度もベランダに出たりします。
幸い、私はベランダで喫煙するので(笑)かなりマメに様子を窺っております。
* * * * * * * * * *

こちらもイングリッシュローズの【クロッカスローズ】
全体にとてもソフトな色合い。中心部に淡いアプリコット色が入り、
咲き進むと全体がクリームホワイトに変化していきます。さりげなく、清楚。
ティーの香りがほのかに香るこのバラ、苗の売り上げの数パーセントが、
がん患者救済のために設立された「クロッカス財団」に行くそうです。
ちなみに大苗は、、ベランダにはもう居りません。
うどんこ病が出やすさではうちのベランダで3本の指に入ります。

このバラは、枝が暴れてまとめづらいタイプ。よく伸びます。
* * * * * * * * * *


【パット オースチン】はかなり元気。枝は細いけど伸びが早い!
1番花は、大きな蕾からぽっちゃりとうつむいて咲きました。
ほんと、花が重そ~。このディープカップ状態がこのバラの見どころかな。
ティーの香りがかなりしました。紅茶の渋味までイメージさせる香りです。
* * * * * * * * * *

オールドローズの【ルイーズ オーディエ】は昨年に挿し木したもの。
大苗は存命ですが、どうしても増やしたかった魅力的な1本。
香りもいいし、好きなバラのひとつ。

この挿し木苗は、つるバラに仕立てていこうかと思ってます。
挿し木で着いたバラには愛着が湧きます。品種にもよりますが成功率は60%位。
細い挿し穂から細い根を出し1年目はゆっくり、そして2年を過ぎた頃から
グングン生長します。まだまだ小さく花数も少ないのですが、来年、再来年と
先を考える度にワクワクします。
by rosa papa
