ヴァロットン展 丸の内、三菱一号館美術館で14日から。
以前、オルセー美術館で買ってきた一冊の本、
そこにいた、赤いボールを追いかけるこの女の子が
初めてみた時から、頭に残った。
なんだか不思議な絵・・・、
その絵の作家と聞いて、興味が増した。
ナビ派に属していたようで、色彩もうなずけるが、
構図は装飾性に走っていない。
そこに繰り広げられている物語を暗喩するような絵が多い。
その物語って・・・?
やっぱり不思議な絵*
奥さんとは心が通わなかったのか、
幸せな家庭生活でなかったことを示している画が多かった。
これは明白、かわいそうに。
木版画はウイットが効いていて面白い。
黒と白の大胆な画面割が目を引く。
当時の社会の出来事・様子も生き生きと描かれていて
おもしろい。
もうひとつの美術展東京編は
東京ステーションギャラリー ジャン・フォトーリエ展
時代とともに変遷した画風
ドイツ捕虜を描いた連作「人質」から 「人質の頭部」
強い意思とメッセージの絵たちに、揺さぶられる。
陽気な感じがします。
ステーションギャラリーって・・・
少々偏っているのが多くありませんか?
館長さんの趣味?
今回もメーッセージが強すぎません?
今、豊かな時代だから~かろうじて見れますけど・・・。。。
版画は気楽に楽しめます。
それに、なんといっても美術館の外の雰囲気が、気持ち良いですね、ここは*
ステーションギャラリー、そうですね。
わかります。
エミール・クラウスの時は、おおらかな雰囲気の絵が多かったのですが。
今回も、おっしゃる通り強いメッセージです。
ただフランスで高い評価を得ているようです。
時代と密接につながった画家だったんですね。