ウブドのタウンストリートからちょっと外れた住宅街
実に様々な門構えです。
置いている彫像もいろいろなら、
門の装飾もバラエティーに富んでいます。
ガイドさんが、「入ってみましょう。」
というので、
これが普通の住居かお寺なのか区別がつかなかったこともあり、
「やった~っ*」 と中へ。
入ってすぐの所に 神様を祀る塔が。
ここのスペースでお葬式や大事な行事を執り行うのだそうです。
ズズッと行くと
まずは、一番立派な、お祖父さん、お祖母さんたちが住む建物
順々に 若夫婦たちが住む建物
子供たちが住む建物となるのだそうです。
奥のほうには作業場や
空き地
バリでは何でも循環させる、
つまり食べ物をここに捨てて肥料などにしてまた再利用するわけです。
ここで夫が私も考えていたことを聞きました。
「お知り合いの家なんですか?」
「いえ。」
あれ~~?!
さっきから おうちのおばあさん、若い男性
娘さんたちとご挨拶は交わしていたのだけど、
皆さん、当たり前のように自由にさせていてくれるわけですよ。
と、ガイドさんが普通の感じで言います。
「 バリでは、
旅行者の人たちがトイレにいきたくなったりしたら、
どこの家でも入っていけるんですよ。
貸すのが当たり前なんです。」
! ! !
暑さの中でも
庭の天蓋の下にいれば 心地良い風が吹いて涼を得ます。
なんだかそんな涼しさのように、
心に染み入ったお話でした。