バリではいたるところに こういうお花がみられます。
チャナンといって、椰子の葉やお花でつくったもので、
お店や家の入り口、
もちろん神様を祀る祠にも。
日本で、毎朝お仏壇の水やご飯を取り替え
お線香をたいて手を合わせることと似ています。
毎朝の大切な儀式だそうです。
信仰宗教はヒンズー教ですが、かなり土着のものと混じり合っているようです。
信仰心の厚い人たちが多いです。
そして、祀っているのは神様（善）だけではなく、
この宇宙すべての生き物であり、悪魔（悪）も然り。
上が神様で、人間・動物が続き
下が悪魔
鳥や獅子などの動物がそれぞれ象徴します。
命あるもの、みなが同じという思想が根っこにあるようです。
バリ舞踊にいたっては、
善と見えるものが、悪のもうひとつの姿であり
二つの面を持っているという思想がみられます。
こういうふうに人やいろんな動物の像が
そこここに見られ風景に溶け込んでいるのも
彼らの宗教心の表れでしょうか。
根っからのバリ島人は、
今も地域社会のつながりを大切にし、
伝統を守ってお祭りを行います。
そして、お祭りも非常に宗教的側面を持ちます。
一日半を地元のガイドさんと話しながら周りました。
とっても誠実な方で、バリの暮らしや文化のお話を
たくさん聞けて、勉強になりました。
バリには刑務所もありますが、
その多くはバリ島以外から来た人たちが占めているようです。
地元のバリ人に悪い人はいないという自負も強いようです。
他に出会ったバリの人たちも、
とっても親切で丁寧な人が多かったです。
とっても良いことを聞きました。
バリでは、年が明けるにあたって、
その年に起きた悪いこと・仲違いなどは
全部無かったことにするのだそうです。
そして新しい年、またやさしい気持ちのお付き合いが始まるのだそうです。
p.s ちゃおは吐き気も止まり
普通の食事量に近くなりました。
今朝は、ご飯をみて「わんわん！」と吠えました。
やっぱり「わんわん！」は 良いわ＊