風待ちGiapponese

40からのイタリア暮らし。日常生活や食のあれこれをフィレンツェからお届けします。

Frutta e Verdura (フルーツと野菜)

2009-06-18 | 生活全般
久し振りに早朝のメルカートへ。安い夏服を探しに行くつもりが、カラフルな色に目を奪われてその手前のフルーツ&野菜エリアで足が止まってしまいました。
albicocche(アプリコット)、Fichi(イチジク)、Susine(スモモ)、Pesche(桃)、Nespole(枇杷)、Ciliegie(さくらんぼ)、Melone(メロン)、Cocomero(スイカ)etc・・・。野菜はFiori di zucca(カボチャの花)、Zucchine(ズッキーニ)、Pomodori(トマト)、Meranzane(ナス)、Peperoni(ピーマン)etc・・・。 どれもつやつやしていて美味しそう しかも安い!
あちこち見渡していると、店のおじさんに声をかけられました。「ボンジョルノ!シニョリーナ。さくらんぼ味見していきな。どう、美味しいだろ!ジャッポネーゼ(日本人)かい?"ボンジョルノ"って日本語で何て言うんだ?あぁ、"コンニチハ"か。」
そして、隣のおじさんに向かって「彼女は日本人だってさ。コンニチハ~」
言われたおじさん、欠伸をしながら「今日は眠いなぁ・・・。 暑いしな。で、コンニチハは何が欲しいって?」
「え、あ?モモ、モモ4つ下さいっ」・・・。
いきなり振られてつい買ってしまったモモは硬くて少し酸っぱかったけれど、おじさん達のかみ合わないやりとりが面白かったので良しとします


山盛りアーティチョークと、つやつやのペペロニ

日本酒

2009-06-13 | 生活全般
来週イタリア人宅で日本食パーティがあり、私は「ざるそば」と「焼き鳥」を担当することに。どちらも手間がかからず失敗も少ない2品。まさに私向きの選択
焼き鳥のタレを作るのに使う日本酒を買いに、Centroのオリエンタルスーパーへ。置いてあった200mlの「月桂冠」、€6(約\830)!一瞬買うのをためらったけれど、必要なので仕方ありません・・・。 日本で数千円のワインも現地に行けば安く飲めるんだろうなぁ、とよく思っていたものですが、それと同じ状況(逆だけど)なわけですね。
高い日本酒を買わざるを得なかったことが何となく悔しくて、Centroからの帰り道、近所のスーパーに寄っておいしい€2ワインを2本買って帰りました。でもよく考えたら余計な出費がかさんだだけ・・・??
※写真は、お気に入りのエノテカで良く飲む白ワイン「coda di volpe」。(記事とは関係ありません)



Lago(湖)

2009-06-11 | 生活全般
今月末、サルデーニャ島に行くことになりました。去年ローマの空港で、サルデーニャ在住のイタリア人若夫婦と仲良くなったことがきっかけ。
サルデーニャでは、トスカーナの比にならない強烈な紫外線にさらされることは間違いなし。いくら日焼け止めクリームを塗ったとしても、そこでいきなり本格的に日焼けをするのは危険!ということで、湖で下準備(?)をすることに。 到着したのは午後3時過ぎ。とはいえ、日差しは強くさっそく肌はチリチリ・・・。水に入ったり日陰で休んだりしながら一時間半、肌が赤くなり熱をもってきたところで今日のところは終了。続きはまた来週に。
この湖、フィレンツェ郊外のGrassina地区にある、人が少なくて静かな知る人ぞ知る場所。実はここ、ヌーディストOKなんです(こちらでは「Naturalista(自然主義者、ナチュラリスト)と表現)。 友人が飼っている犬を一緒に連れて来るには、こういう場所に限られてしまうんだとか
去年、初めて来た時こそ顔を上げられないでいた私も、今では裸で水辺を歩いている人たちとも普通に「Ciao~!」と挨拶できるようになりました。何事も慣れですね あ、ちなみに私は水着着用しています。念のため。

夏に向けて

2009-06-10 | 生活全般
イタリアのメーカー「L'ERBOLARIO」の日焼け止めクリームを購入。SPF(紫外線防止指数)は最も高い「50+」です。
夏はこんがり焼けた肌が良しとされるイタリアでは、私のような色の白い肌は「Brutto」(悪い、醜い)なんだそうで、こちらの人達には「50も塗ったら白いままじゃないか~!」と笑われましたが、この肌をイタリアの強い日差しの元で焼いたらどうなるか。想像するに難くありません・・・。
そういえば先日、ニュースで「allergia da sole」(太陽アレルギー)についてやっていました。日焼けをした後に湿疹や吹き出物が出来てしまうイタリア人が増えているとのこと。そのため彼らもSPFの高い日焼け止めクリームを塗ったり、ビタミンの多い果物や野菜を食べたりしているんだとか。 SPF50を笑うべからず!です。