家電量販店のチラシを見ていたらSSDを搭載したパソコンが出回ってきた。ミドリ電化はエディオンオリジナルとしてハイブリッドモデルパソコンとしてHDD+SSDの表示で売り出した。日経パソコン9/10号に説明が載っていたので抜粋する。最近、パソコンのハードディスク(HDD)に代わり、急速に普及しつつあるのがSSD(Solid State Drive)だ。主要なパソコンメーカーでは、Ultrabookなどの小型ノートを中心に採用を広げている。HDDは回転する磁性体のディスクを磁気ヘッドで読み書きする。このため、ディスクの回転やヘッドの移動で待ち時間が生じる。一方、SSDは記憶媒体にフラッシュメモリーを利用する。電圧を制御してデータを読み書きするので、HDDのような待ち時間がない。また、SSDは機械的に動作する部品も一切ないので、消費電力や耐衝撃性、動作音といった点でもHDDより有効である。両者の比較では
記憶容量はHDDは大きい(500G~4TB)がSSDは小さい(32G~512GB)。
速度はHDDは遅い(OSやファイルの機動に時間がかかる)がSSDは速い(OSやファイルの起動が高速)。
衝撃の耐性はHDDは弱い(駆動部品が多く故障する恐れがある)がSSDは強い(駆動部分がなく故障しにくい)。振動や動作音はHDDはやや大きいがSSDでは静か。
消費電力はHDDではやや大きい(バッテリー駆動時間に影響がある)がSSDは小さい(バッテリーが長持ちする)
簡単に表現すると回転しているCDやDVDとUSBメモリーの違いのようなもの。我々が家庭で普通に使う分では従来のHDDで十分。