予想通りの天気になって
から・・・昼過ぎには予報どおりになった今日の空23日今日は勤労感謝の日である。何に対して感謝するのかわからず、ただ休みと言ってのんびりと過す。皇室ではその年の収穫に対...
予想通りの空になって、
冬、その初期の表情。
この頃の空は目まぐるしく入れ替わり、秋と冬の間の駆け引き、バランスの崩れから引き起こされる崩落、初冬の天気、その表情、直ぐに冷める男と女の恋の終末に似ている。
予報は南部が晴れ、中部から北部にかけ時雨。
最後の紅葉を求め湖北へ、トンネルを抜けると広がる田園風景、最終章の里山、空は目まぐるしく変わり、湖面を渡る風は冷たく、白と黒が描く灰色の空から落ちて来る一滴、
やがてそれはいつしか雨となり降り注ぐ。
雨、時雨かな・・・そろそろ止むかな、そう思うと雨は止み、青空が覗く、
今日はこの気まぐれに一日中振り回されそう・・・そう思う湖北路、雨が止むと寒い。
湖北
空一面消し炭色
山と森はセピアとなってもがき
消滅へと向う
湖北の冬
冷たい風は暖めた温もりを容赦なく奪い
冷雨の寒さが追い討ちをかけ
体と我想い
打ち砕く湖北の冬
暗い
寂しい
沈む想いに華を添える稲株の黄色
一瞬だけ
寒さを忘れる稲株の染まり
湖北が原点の冬に帰る。
最近配信されている一年前の文章。
ある意味でこんなことを書いていたのかと言う反面、この年代になっても文章は円熟していないと言う反省、でも素人なりにも年代に負けない新鮮な文章を常に、前向きに書いて行きたいと思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます