彩が失せるなかで
落葉の木の葉散らばる落ち葉別れ木の葉との別れ別れ落葉満天星ツツジの紅葉満天星ツツジ私がいつも歩く低山が紅葉する初冬の頃の樹木の中で満天星ツツジの紅葉が一番好きで、いつも歩く道を離脱......
彩が失せるなかで
冬の深まる里山を歩くといまだに抵抗するというか、まだ・・彩をみせたいと思うから私は頑張る、そう言って健気に彩を保つ残り少ない樹木、その下を散った木の葉が「早おいでよ」と風に吹き寄せられた木の葉が誘う。
木の葉の散った森は明るくその森に冷気の天使が舞い降り寒さを吹きかけ遊んでいる。
踏む落葉
落葉樹の木の葉が別れ彩となって散り
森のなかを雪となり薄ら積る
その積る落ち葉を踏みながら歩けば
乾いたリズミカルな音色が
冬の寂を壊すように響き
その音色に耳を澄まし
森の優しさに抱かれ生きていることを知る。
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