沈丁花
沈丁花目立ち始めた野草たち広がる野草の新芽から一転して朝方と来て、いまは止んで雲の彼方がるい・・・持つかな?そう思う朝。もう直ぐかな、桜の蕾は固いけれど・・・梅はここに来て咲いて、...
沈丁花
いま
他の花が咲きだすなかで
私が春を告げる花よ
そう言って
仄かな香りを漂わせる沈丁花
この匂いは・・・
沈香の香り
その匂いなど知る人は少なく
咲く花で消され
香りが沈む。
いつもなら桜が咲く前に咲く沈丁花、この春はなぜか遅く花の咲を見たのは丁度桜が咲き始めた頃、花から匂う優しい香りは満開の桜のなかで埋もれ、香り漂う花の芳香も桜の鮮やかさのなかで沈む。
この大人しい花から香る芳香がこの花の優しさであり個性なのかも知れない。
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