消されて。
青空が、津波となって押し寄せた寒気に消され、空一面が消し炭の空になっている。
そのせいか天空が暗い、重い、寒い・・・
部屋の中に居ても、隙間から見えない寒さの族が忍び込んで来て、
前後左右から私の体と心を甚振る。
暖かくならない体、崩れるように失われる温もり、
空をみつめるだけでも寒い、そう思う冬の鉛色、
この色、この重さ、雪が舞いそうな空かな・・・「ああ・・・寒い」冷めかけの珈琲を口に運ぶ、身体は一向に温もりを回復しない。
北は雪か、激しく降っているな・・・思いをはせる。
閉じる
私の12枚の季節の綴り
いま最後の一枚を読んでいる
楽しい
嬉しい
哀しい
・・・
12枚の中にこの言葉在ったかな・・・
そう思いながら
最後の一枚を読みながら考える
その一枚も後数行残すのみ
最後の数行に残るクリスマス
宗教感のない私にも
こいつだけはしつこく話しかける
最後のクリスマス
一言添えて
最後の12枚を読み終えたい。
青空が、津波となって押し寄せた寒気に消され、空一面が消し炭の空になっている。
そのせいか天空が暗い、重い、寒い・・・
部屋の中に居ても、隙間から見えない寒さの族が忍び込んで来て、
前後左右から私の体と心を甚振る。
暖かくならない体、崩れるように失われる温もり、
空をみつめるだけでも寒い、そう思う冬の鉛色、
この色、この重さ、雪が舞いそうな空かな・・・「ああ・・・寒い」冷めかけの珈琲を口に運ぶ、身体は一向に温もりを回復しない。
北は雪か、激しく降っているな・・・思いをはせる。
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私の12枚の季節の綴り
いま最後の一枚を読んでいる
楽しい
嬉しい
哀しい
・・・
12枚の中にこの言葉在ったかな・・・
そう思いながら
最後の一枚を読みながら考える
その一枚も後数行残すのみ
最後の数行に残るクリスマス
宗教感のない私にも
こいつだけはしつこく話しかける
最後のクリスマス
一言添えて
最後の12枚を読み終えたい。
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