この色は一日持たない

表情 空は低い位置にあって押し潰されそうである。 いま、蓋を被されたお椀の中に居て、もう中はムン・・蒸し・・のサウナ状態で、すべての思考が蒸発していく。 紅が差す様に闇が広がる空。 風は漣からうねりの荒れ模様・・・ この分だと雨の訪れは意外と早いかも知れない。 表情 少ないな・・・ 花も笑いも そうかな・・・ そうは思わないけれど こんなものだよ 何を期待しているの 何を待っているわけ . . . 本文を読む