JIIN’S ブログ

寺院の住人が綴る、ジーンズをはいた時のような気取りなしブログ!

そば三昧

2009年11月30日 | Weblog

当地方の寺院報恩講は  いま たけなわ。
この1週間は 毎日数ヶ寺で つとまっているだろう。

そんな中

11月25日には N田 Z寺様報恩講(参り合い)の夕食で、
11月27日には 去年もご縁をいただいた
                     K町 S寺様報恩講(お取次ぎ)の法座後で、
そして今日
11月30日には O家 J寺様報恩講(参り合い)のおときで

それぞれ、手打ち蕎麦のご接待を頂戴した。
当然、挽きたて 打ちたて 茹でたて3たて だ。

味も 香りも 天下一品。
その場所でしか 味わうことのできない 美味しさ。

恥ずかしながら、どこのお寺でも うやら僕がいちばん
お代わりをしてしまったようだ… (^_^;)


こうして 寺院報恩講の参り合いも 17ヶ寺が終わった。

明日からは12月。
あと6ヶ寺、おつとめ三昧・聴聞三昧のご縁がある。


いつ・どこで・だれが…?

2009年11月29日 | Weblog

この1週間、何度となく、当寺のホームページや この
ブログのご縁を 生(なま)で感じさせていただくことがあった。

研修会で同席した 西楽寺の近くのお寺の役員さんから、
「ブログ、読んでますよ(^^)v」

お取次ぎ(ご法話)にお参りした寺院のご門徒さんから、
「何かと お忙しいようですね。今月は…。
  ブログ 止まってますもんね。」

報恩講の参り合い寺院のご住職には
「○○○ へ 行ってきたの?  どうだった?
  ブログで 見たよ。」

昨年居に続いて お取次ぎのご縁をいただいたお寺の
坊守さまからは、
「昨年 うちのお寺のことブログに書いてくださいましたね!
  実名は書いてなかったけど、わかりましたよ~。」

そして、今日 お取次にお参りしたM市のお寺は、その
住職・坊守さまが 当寺のホームページをご覧になられたことが
ご縁で この度の永代経法要へご案内いただいた と聞いた。


知っているつもりだったが、インターネットという媒体(メディア)を通す
ホームページ・ブログは、いつ・どこで・だれが 見ているか 本当に
わからない。思いがけない人が 見ていてくださる。

だから その分、素性を明かして 記事を書くということの責任と意味の
重さを感じる。

そして、
このブログを ご覧下さっている あなたさまへ お願い…。

できましたら、 「こっそり」ではなく、 「見てるよ」 と  ひと言
コメント を頂戴できましたら、この上なく嬉しく存じますデス m(__)m


その一歩

2009年11月27日 | Weblog

ブログ更新を怠っていた 濃密なひと月の
プレイバック・グラフィティ  ~その3~


■ 山口県K寺住職継職法要  (11月1日)

お隣り山口県萩市にある親戚のK寺の
      住職継承奉告法要
      親鸞聖人750回大遠忌法要
にお参りした。

そのお寺の前住職は 僕の叔父(すでに往生)。

新住職は 僕の従弟になる。
しかし、親の仕事の関係で、お寺で育ってはいない。

お寺に帰るまでは、美術関係(版画)の道を志し、一般企業に就職し、
仏の道とは 遠いところにいた。

つまり、お寺の生活も その町の人々・ご門徒さんたちとの出会いも
まだ ほんの何年かである。


それなのに… である。

お寺を覗く度に 寺内の あちこちが 整備されていく。
法座の参詣者も 増えている…。


なぜだろう?

思うに、彼には お寺に生まれ育った者にありがちな
「先入観」が ない。(いろんな意味で…)

お寺・田舎(地域)との兼ね合いのなかに 僕たちが自然に身に着けた

    「こういうものだ」…

    「だから、どうしようもない」


というような 枠を 当てはめることがないのだ。


だから、その言動は ときに 「怖いもの知らず」 のように見える。
しかし、親譲りの大胆さのせいか、彼は 決してブレることがない。


そんな彼を見ていると、ついつい「変化」することを避けて 無難に
ことをやり過ごそうして、一歩前に進むことに挑むことなく
諦めている自分に気づかされる。


▼PS
K寺のホームページは ここです。   

実は、西楽寺ホームページの アイコンやデザインは
この新住職さんが 作ってくれたもの…m(__)m


葉洩れ日

2009年11月26日 | Weblog

ブログ更新を怠っていた 濃密なひと月の
プレイバック・グラフィティ  ~その2~

■県境の町にあるG寺様のご縁をいただいた日。

お寺から自動車で10分の場所に 島根県では最大といわれる
樹木(くすのき)があると教えてもらったので、昼座の後 行ってみた。

        

    ■ 樹    齢    450 年
    ■ 高    さ     33.5m
    ■ 枝張(幅)   東西 37.5m    南北 42m

この大樹は、450年という歳月の間、どんな歴史を眺めてきたんだろう。
この木の下で どれほどの数の 出会いと別れがあったのだろうか。

        

少しに西に傾いた夕方の葉洩れ日 を受けながら 
ふと そんなことを考えた。


プレイバック・グラフィティ(その1)

2009年11月25日 | Weblog

濃密な出来事が続いた日々なのにブログ更新を怠っていた僕。

それでも、いつもと ほとんど変わらないアクセス数にただただ、恐縮。m(__)m

そこで、たまたま、画像に残していたシーンがあるので、何回かに分けて
プレイバック・グラフィティ として 採り上げてみます。


■西楽寺報恩講が終わった翌日

山口県境の町にあるG寺様の永代経法要のご縁をいただいた。
1日限りだが 朝・昼・夜と、3座のハードなお聴聞日程。

夜のご法座のお取次ぎ(法話)を終え、帰り支度も整い、ご住職に
ご挨拶して玄関を出てみて驚かされる…。

なんと、そこには お参りされていたご門徒さん15人くらいが僕(というより 講師)を
見送るために待っていて下さったのだ。

夜も10時近くになろうとするのに、皆さんは にこやかな笑顔で
「有難うございました!」 と暖かい言葉と共に 僕の自動車に手を振って下さった。


 「じ~ん」とした感動は、その日の疲れを 吹っ飛ばしてくれて
温泉津までハンドルは軽やかだった。

こちらこそ、尊い"お育て"を有難うございました。m(__)m


元気です!

2009年11月24日 | Weblog

なんとも  めまぐるしく、盛りだくさんの出来事が
つづいた濃密な日々でした。

あれもこれもブログで紹介したいことばかりなのに、
とてもブログを更新する余裕は なし。

…といいつつ、夜の一杯の時間は死守しており、エキスの摂取は、
ちゃんと規則正しく つづけています(^_^;)。


さて、思い返せば 今年の報恩講も有難いご縁でした。

当番地区のご門徒さんたちのお世話による準備・お手伝い。
各地の皆さんのご参詣。
滋賀県からお越し下さった 植田 豊先生の尊いお取次ぎ。

もう ひと月ほど前のこととになっていました。

            

「ブログ更新」がないけど、大丈夫なの(元気)?

と心配の声もただきましたが、
ほれ、このとおり ONSAIは したたかに元気です!