蓮如上人の残り香の薫る道場での ご法縁の後は
同市内の S寺さま へ 他地区から参詣の
ご門徒さんと共にお参りした。
ご住職と坊守さまの暖かいお人柄が 滲み出ているこのお寺には、
親鸞聖人のご生涯を10㎝ほどの紙粘土製の人形で偲ぶこと
のできる 「立体ご絵伝」 がある。
その立体ご絵伝を目線を移動させながら拝観していると、3D空間の
中に溶け込み、その場面の中にいる自分を「実感」できた。
そして 夕食は そのS寺のMご住職が ご用意下さった
御清水庵 遊福 へ向う。
その席には、Mご住職・JINEI さんに加え、昼間の法座にお参り下さった
S寺ご住職senpuku さん、真宗誠照寺派G寺ご住職Nさんが同席下さり、
何とも「超豪華キャスト」による 宴のひとときなった。
senpuku さんの絶妙のトークと Mご住職の穏やかな受け応え。
洗練された会話と粋を凝らした店構えに洗練された料理に時を忘れる。
そして、その 時空を貫く美酒。
なんとも 心地よく ほろ酔い加減にさせていただいた。
翌日は 朝一番で JINEI さんのお手次寺 勝縁寺さまへ お参り。
ご住職さまはご不在でも、とりあえず お御堂に参拝ほど…
という気持ちで 飛び込みでお参りしたところ、ナント
ご住職さまも坊守さまおそろいでお迎えくださり、結局お茶まで頂戴する。
ご住職が 僕と同い年ということと 坊守さまの笑顔についつい甘えて
勝手に心安く くつろいでしまう (^^ゞ
突然のアポ無し参拝者に対して、こんなにご親切な応対をいただき
勿体無いことでした。有難うございました。
その後は、一路 京都へもどり、正午から 大谷本廟で ご門徒の納骨法要。
午後2時半からは、本願寺で御影堂大修復完成法要の行事の一環として
行なわれた五木寛之氏の記念講演をお聴聞。
結局 温泉津へ帰ったのは午後10時過ぎ。
だけど、帰路の運転は 鯖江G寺ご住職Nさんから頂いた法縁CDのおかげで
あっという間の時間だった。
あれほどのCDがあれば、福井~島根を4往復くらい
できそうです。有難うございます。>Nさん
それにつけても、越前(←「越後」訂正)の皆さんは、みんな
とても元気! とても暖かい! とっても熱い!
どこかしら蓮如上人のお流れを感じさせられる。
これまた土徳なのだろうか。
いやはや 濃密かつ尊い2日間のご縁でした。
JINEI さん、大変お世話になりました。
そして、お出遇いさせていただいた皆さま、ほんとうに有難うございました。