JIIN’S ブログ

寺院の住人が綴る、ジーンズをはいた時のような気取りなしブログ!

メルアド変更

2006年05月23日 | このブログについて

某ネット通販へ登録してからだと思われるが、
いわゆる「迷惑メール」が 連日20~30通も
届くようになった。

僕はPCに届いたメールを 携帯電話の方へ
自動転送するように設定しているから、一時間毎に携帯メールの着信コールがある。
だが、ご門徒さんからの大切なメールもあるから、転送を解除するわけにもいかない…。

これではパケット代が かさむので、「件名のみ受信」として
本文は 後から開けるようにして凌いできた。

だが、その件名も「今晩 お暇ですか…」などというものから
もっと、エグイ表現の出会い系勧誘があるかと思えば、果ては
「○子です」と固有名詞を名乗ってくる。

それが、坊守や長女(短大生)の名前だったりすると 思わず
見てしまう。(やられた!)

こっちの気分・状況無視で送りつけられるわけだから、さすが
に もう たらまらず、今回のアドレス変更となった次第。

おかげで、最近は 「モヤモヤ」が晴れて「スッキリ」!

このメルアド変更通知のお知らせメールを 僕のアドレス帳から
皆さんへ一斉送信(同文同内容)したところ、その返信として
驚くほど、たくさんの方々から 近況通知メールをいただいた。

思わぬところから、懐かしい人と 連絡が復活である。


初参り

2006年05月21日 | このブログについて


親鸞さまのお誕生をお祝いする
「降誕会(ごうたんえ)
法要に際して、この一年間に生まれた
赤ちゃんの初参り(初参式=しょさんしき) を行った。

過疎化・高齢化・少子化が三拍子で日本最先端を進む当町で
あるが、今年は 他地区在住の孫さんも加わって下さったので
久しぶりに 赤ちゃん3人の初参りとなった。

ご両親に添われてお参りする赤ちゃん。
でも、よく見れば 赤ちゃん 若いご両親仏さまの前に
初めて 座らせている…そんな気がした。

大切にお育て下さい


ダーナ奉仕

2006年05月19日 | 仏事/行事


西楽寺の仏教婦人会のみなさんは 行事のある月にはダーナ
(布施)奉仕として、本堂・境内の清掃奉仕をして下さる。

午前8時  三々五々集まって下さり、それぞれ自分の
持ち場(不思議と毎回決まってくる)をきれいにして下さる。
 
本堂は 外陣(げじん=仏さまを安置している内陣に
対して参詣者がすわる場所)だけで90畳あるので、
掃除機にしろ箒にしろ、全面を掃除する
には数人がかりでないと辛い。

縁の拭き掃除も モップを使うが、水替えだけでも
たいへんな労力である。

そして境内や座敷の庭は、新緑の季節とともに雑草との闘いが始まる。
P1010701坊守も時間をみては草抜きをしているが、
所詮 一人の手では限りがある。

だから、1時間あまりではあるが、婦人会の皆さんの「手」はとても有難い。


作業後 みなさんといっしょに お茶をいただくときは、
お寺の中が急にピカピカにP1010708
なったような気がする。
毎回 有難うございます。


PS
もしも、ゾウキンがけや草抜き・掃除がしたくなったお方は
いつでもお越し下さい。
西楽寺は 箒・草抜き・ゾウキンがけ…どれも無制限・やり放題ですからっ!


ご勝縁

2006年05月17日 | Weblog

温西会明けの今日は 県内ではあるが、
山あいのお寺の永代経法座のご法話を
ご縁をいただいた。

ご住職は関西で都市開教をされて寺院を建立、ふだんは
都会におられて、こういう行事・法務の時にこっちへ
帰ってこられる。

田舎に住んで 都会へお参りに行く機会のある僕とは
真反対のパターンだ。

関西のそのお寺へもご法話のご縁をいただいてお参り
させていただくが、お堂には入りきれほどの参詣者がある。

荒れはてた都会の人たちの心に この素晴らしい教えを
なんとかして伝えたい…
そういう思いで 意欲的に
活動される姿に接すると、こっちまで勇気とエネルギーを
いただける。

ご勝縁、有難うございました。

※ 写真は そのお寺の近くの田園風景。
   同じ田舎でも、海沿いに住む僕には こういう
    風景は とても新鮮に映る。


第29回 京阪神温西会

2006年05月15日 | 仏事/行事


西楽寺のご門徒さんの中で、ふるさとを遠く
離れて住んでいらっしゃる方が ある。

とりわけ 京阪神方面にはその7割が集中して
いるので年に一度、京阪神地区に在住の
ご門徒の集い
「京阪神 温西会(けいはんしん おんさいかい)を
開催している。

「温」 泉津に 「西」楽寺に ご縁のある方々の「会」という
ことで 昭和52年に先代住職(父)が始めてから 今年で
29回目となる。 (5月14日開催  京都 大谷本廟にて)

テーマは もちろん 「ふるさと」
温西会では、

①今の私の ふるさと(島根・温泉津)
②心の ふるさと (西楽寺)
③いのちの ふるさと (お浄土)

を共有し、そのふるさと今がお念仏の道で一つにつながっている。
だから、初めて出席されたされた方も「なつかしい」会である。

そして、いよいよ来年は 第30回を迎える。
今年は 例年より少なめで40名ほどの出席だったが、
それが危機感となって、世話役の方々に、
「来年は 200名の集いにしよう!」 と火をつけた。

その声に呼応して参加者の中からは、
「来年は子や孫もみんな連れてこなけりゃ…」 
という声があがる。


さて、どうなることか わからないが、来年が記念すべき
大きな節目を迎える温西会であることだけは、間違いないようだ。


温西会の日程詳細は ホームページにご高覧下さい
    メニュー > 西楽寺 > 行事案内 > 西楽寺


法事の参列者数

2006年05月05日 | 仏事/行事

最近の法事の傾向として、法事の参列者がとても
少なくなってきたことが挙げられる。
「兄弟だけ」「家族だけ」という法事も珍しくない。

もちろん、それを どやかく 言うつもりはないが、
時には   孫世代が祖父母の年回法要に
              甥や姪が 伯父や叔母の法要に
座るということは、とても 大切なことだと思う。

とにもかくにも まず、その場に身を置くことである。

アクセル全開で猛スピードで走り続ける日常の生活から
ひとときでも 立ち止まり、タイヤが磨り減っていることに
気づいたり、エンジンルームの点検ができるのは 亡き方
がご縁を下さる ブレーキによってこそ、だと思うから。

そして それは世代差や血縁の遠い存在とも同席することで
いっそう、ブレーキのはたらきは増すような気がする。

そういう意味では、今年の連休中の法事は ほとんど
20人~30人ほどの参列があり、昔ながらの「親戚」が
何年ぶりかの出合いをされていた。

「これだけの 者が これから先 一堂に会することは
  もう、ありえないかもしれない。貴重な日でした。」

「祖父の仏事だから、孫である自分は 参らなくていいと
  思っていたが、今日こうして 仏さまのご縁にあえて
  よかった」

そんな声を聞くと 法事を主催される当家は ご苦労だろうが
やはり みんなが集まって 同じ方向を向く ことは とても
大切だと 思った。


世間は連休中

2006年05月02日 | Weblog

連休中は、遠くに住む兄弟・親戚が集まりやすいから…。
そういう理由で、仏事(法事)が集中する。

三連休の場合、まずは中日(連休第2日目)から予定がつまる。
続いて連休初日。連休最終日は次の日から仕事ということで、
グッと空く。

聞けば、これは 近所の旅館の混み具合と旅館の予約状況と
全く同じだそうだ。人の動きとはこんなものか。

それにつけても 人サマが 家族そろって休日気分の時に
「お仕事」をさせていただくのは、やっぱり悔しい。

反対に 人サマが忙しそうに働く日に 休日として はしゃぐのも
いま一つ、盛り上がりに欠けるところがある。

子どもの日も なかなか 子どもの日にならず、母親(坊守)に
父親の分まで 親業をしてもらうことになる。
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