腐ってる腐っても
「レカロ」(笑)わざわざ程度の悪い出品物を落札したのには予算以外(笑)にも理由がある。
まずこのヂムニーは親父の趣味の海釣り出動時の「釣り道具運搬用のクルマ」であるということ。シーズンに入れば車内は「魚の臭い」で満たされる運命(笑)高価なパーツは不要なのです。
さらに自分用の
条件を満たすヂムニーの登場は気長に待つ必要があるので、ここはひとつ同型の親父のヂムニーでパーツテストというわけ。それまでは時々僕も運転して楽しめるだろうし、いずれは自分用に使いまわせるはず。
と、都合良く解釈する親父のヂムニーいぢりの第1弾「レカロ」。その取り付け。
底止めのレカロなのでシートとシートレールの間にアダプターを設ける手法を選択。溶接固定なしでお手軽加工だ。純正シートへの変更も楽だしね。某クションでは同じ機能のモノが2500円で出品されているが今回は試しに自作する。
自作とはいえ、以前
銀次郎用にと入手した中古コブラに付属してきた、前オーナー自作のシートアダプター(ただの2枚のステンの板)を再利用する。確かカプチーノだったかジムニーだったかとかいう話だったので、どこか穴が合えばラッキーとばかりに合わせてみると純正シートと純正シートレールの取り付け穴と一致した。コブラ用のシート取り付け穴は当然違うのでレカロ位置を採寸してドリルで穴あけ。結果的には長穴加工もせず一発で決まってラッキーだった。

取り付けボルトの捜索に難儀した(^^;)
「レカロ→ステン板→純正レール」の単純な取り付け方法。ボルトの頭分、浮いてるけどローポジは望まないのでこれでOK。

カラーとしてナットを使用。
で、修正もなくあっけなく装着完了~。
でも、ここまでトータル約2時間かかっちゃったー(^^;)
ただ、このままでは乗り降りの度に「ビリビリ」が加速度的に成長してしまうので、家族車のノアに装着してあった長女によって使い込まれた6年モノ(笑)の
防水シートカバーを移殖。

もう、なんのシートかわかりませーん(^^;)
あまりにも寂しいので「頭」でレカロをアピール(笑)

エブリデー散髪(笑)
試乗してみると、100メートルも走らないうちにレカロに感動。板バネのヂムニーの脚がグレードアップしたかのよう。うーん、実にジェントル(笑)
実は過去に友人のクルマでSR系のレカロに座ったこともあるのだが、その形のわりにコーナーでは大してホールドしないわ、バックするときは体が捻りにくわで、「レカロのセミバケ」には興味が無かった。だが今回は「ホールド感」よりも「座り心地」でレカロを選んだわけだが、このポイントがバッチリグー(笑)だった。
国道~峠道経由でテスト走行してみると、心地よいホールド感のおまけも付いて絶妙。ただ、舗装路を外れてオフロードに入るとフルバケばりの肩ホールドが欲しくなるだろうけど、使用用途からはそこまでは望むまい。
右側に付いていたリクライニングダイヤルはスペースの都合上、手が入らないので左に移設したのだが、走行時でも問題なく調整可能。
ちなみに上下ポジション的には、シートの座面位置はペダル操作を考慮するとこれ以上は上げたくない。しかしながら若干アイポイントが下がってしまったため、デカイ純正ステアリングでは視界不良。
なので次回は現状より1サイズ小さいロードスター純正のセンターパッドのない(笑)ナルディーの装着を目論む。(親父のクルマ)