blog ☆ The ROCK ORGAN ☆

オルガン弾き itoの日常

あ~る晴れた昼下がり

2011-08-01 16:24:28 | 日記
引っ越しの日からあっ!という間に4ヶ月。
今日までたった一つ荷解きされていなかった『楽器』と書かれたその段ボールを
やっと開いた。


じゃじゃじゃ~ん!!

京王技研 MS-10。

まだKORGの社名が京王技研工業だった時代のモノフォニックシンセの
名機です。

そして何を隠そう、この楽器はワンオーナー品。

、、と言う事は、30数年前に僕が新品で買ったファーストシンセなんです。
あ、ファースト鍵盤楽器か。(兄貴と折半だったけど・・・)

そんな当時はYMOブーム真っ只中。友達から買ったバンドスコアの
オタマジャクシに『レファラドレ~』と振り仮名を書き書きライディーンや
COSMIC SURFINなんかを多重録音しまくる毎日だった。
MTRなんて持っていないのでカセットデッキ2台でね。

当時はまだポリシンセなんかは高嶺の花。バッキングのコードさえもこのMS-10で
1音ずつ録音していたのであった。
ドラム(BOSS DR-55)→ベース→バッキング(1音目)→バッキング(2音目)
→バッキング(3音目)→メロ→シーケンスパターン(もちろん手弾き)→
効果音(東風の風の音とか)と進むウチに当初は『ドッチタッチ』鳴ってたはずの
幸広のドラムパターンは『ブッチョビッチョ』になってしまっており
さらにはミキサーはおろかリバーブなんて高価なモンは持っていなかった
ので最終的な録音を終えたそれは、とてつもなくエライ事になっていたのであった。。

ま、そんな思い出多いこの楽器、最近は出番も無いし売っ払っちゃおうと
思って引っ張り出し、調子を見ていたらそんな思い出が蘇ってきて・・・・



ひぃぃ~~~ん、、ごめんよ~~~


ドナドナしないから~、ガリの多いフィルターのツマミは
今度治すからー。

また元気に鳴っておくれーー。。



追伸
どこかにそんな30年前多重録音の断片が記録されたカセットが
あったはずなので発掘されたらUPしますね♪
コメント
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