→Aパート
更にメガロコンボイには付属品が有り、EZコレクション版ギャラクシーコンボイがセットになっています。ただし、こちらはメタリック
塗装されているのが特徴。ムービーTFで多く販売されたEZコレクションですが、実はGFで生まれたカテゴリーなんです。正面か
ら見ると塗装の再現度は高いですが、背後は全く塗装されておらずびんぼっちゃま状態。
ご尊顔拝見…。
1cmにも満たないサイズですが、アップ撮影してみると造型も思ったよりカッチリしてますし塗装も頑張ってます。
EZコレクションがGFより始まったのは上記の通りですが、現在の様に低コストで作る為にとんちを絞る前の段階だったので、その辺のノウハウが乏しくただ小さい、ただ見た目がショボいだけの代物が多かったGF版EZコレクション(海外名は“レジェンズ”)。日本でも、当初は海外と同じく単品販売されていたのですがそれがあまり売れず、その辺の反省を生かしムービーTF日本展開時は、中身の見えないブラインドボックス仕様となったのでした。2012年にTFプライムでEZコレクションが販売されていますが、あれは正確にはEZでは無くサイバーバースの名前を変えただけの物なので、現時点ではEZコレクションはサイバーバースに取って代わられた形になっていますね。海外でもレジェンズは消えたし。
リーダークラスと比較してみると、当時のEZは上記の通り、とんちを凝らさずただ小さくなっただけ感の強い物でして、当然ながら簡略化されて
いるとは言え変形シークエンスもほぼ同じです。でもその割には、肩幅が狭かったり腕が短かったり足が長かったりと、プロポーション自体は結
構違いますね。特に足の長さは、むしろこっちのバランスの方がかっこいいくらい。設計段階で、リーダークラスとプロポーションの差別化を図ろ
うとしていたのでしょうか?
ご尊顔拝見…してみるとEZの頭部も造型や塗装はかなり頑張っているのがお分かり頂けると思います。
特に目尻は、リーダークラスでは塗装されていないのにしっかりシルバー塗装されていますしね。アニメ
設定ではリーダークラスの方が正しいのですが、実際に見ると目尻も塗装されてた方がかっこいいかと。
ただし、アップ撮影でもせん限りは見えませんけどね。細かすぎて。
今度は大きさ比較…ギャラクシーコンボイもスーパーモードじゃ無ければそれほど大きくありませんけど、大体EZのサイ
ズはリーダークラスの膝下くらいでしょうか?
一応可動にも触れます。肩が後方にのみ可動、肘が前後に180度、股関節がボールジョイントです。ギャラクシーコン
ボイの変形を考えれば、必要最低限な部分だけが残されています。
ホリブルと比較してみると、意外にホリブルより大きめ。この様に、マイクロンとEZコレクションは当時は明確な線引きが
されていたのが分かります。が、ムービー期に入るとサイズ的な区分けが曖昧になっていき、結局はマイクロンとほぼ同
サイズで落ち着いてました。
メガロコンボイと比較…設定上はこのサイズ比がアニメ本編での体格差だそうですが、どうも後付設定臭いんですよね。
確かにギガロニアTFはこれ位大きいですが、正確にこのサイズ比なのかはちょっと怪しいです。まぁ、雰囲気を楽しむに
は充分でしょう。
今度はさっき撮り忘れていたリーダークラス(ノーマルモード)も交えて…いやいやメガロコンボイはこれだけでも充分
デカく感じますけど?斜め上構図だから?
今度はワークモードで…やっぱり構図のせいで大きく感じるのか。それでも、EZ版とのサイズ比を楽しむには充分かと。
ビークルモードは消防車…の筈なんですが、リーダークラスと違いキャブのみなのでちょっと変わったトレーラーにしか
見えませんな…。
リーダークラスと比較してみると、こちらも各部のバランスが大きく異なります。運転席が小さく、そして後ろ
に長いのがお分かりでしょう。あと、側面に窓ガラスが有りません。
サイズ比はご覧の通りで、なか上から押しつぶされたって感じですね。運転席が小さいせい?
フルセット状態と比較すると、一見別の車種にしか見えません。そりゃ、これだけ派手なパーツが付けば…。EZサイズ
のコンテナも見たかったですけど、そりゃ無理ですかね。
それでは変形シークエンス。運転席と車体後部を、ジョイントを外し左右に割ります。
次は後輪部分を折り曲げ、前輪部分にあるジョイントを回転させ運転席を下に傾けます。
そのまま限界まで折り曲げ、下画像の状態にします。この辺りはリーダークラスと全く一緒ですね。
前後反転させ、運転席を上に開きます。特にする必要は無いんですが、撮影の都合です。
そしてついでに、ロボット頭部を上に引き出しておきましょう。
ここがEZ版ギャラクシーコンボイ最大の難所で、前輪部=腕を下に伸ばすと同時に内側に捻ります。ここの変形が干渉
しやすくやりにくいのですが、この手順が一番マシだと思います。
それが出来たら、そのまま運転席を左右に広げて両肩にし、ロボット定位置に移動させます。この部分の変形を、先に
両腕を伸ばしておかないとロボット腰にあるタイヤと腕のタイヤが干渉しやすいんです。
最後に、肩を下ろして変形完了。ショボいくせに、腕の変形がちょっとやり難いのが難点なEZ版ギャラクシー
コンボイですが、まぁ制約だらけの低価格帯商品初期のものですから致し方ないかと。
ビークルモードは“バケットホイールエクスカベイター”。箱には“巨大建設車”と表記されていますが…まぁこのメカは日本
には無いので、名前を出しても分からんと判断されたのでしょう。日本に無いのだから、見ても分からんと思いますが。調
べてみたら全長200メートルを越える巨体で、手前のバケットで土砂を掬い後ろのホイールで山などを切り崩したりするら
しいです。で、中に人が住めるほどデカくて移動も可能…重機より移動基地みたいなマシン。ギガロニアTFリーダーには
相応しいチョイスでしょう。余談ですが、これがモチーフになったTFはメガロコンボイ以前にも存在します。
後ろから見ると…メガロコンボイのどこがどの様に変形したのかが一目瞭然。後ろのキャタピラなんかロボット腕そのまま
だし、あとは足を折り畳んだってのが丸分かりですね。つまり見立て変形ですが、それなりに纏まってるしまぁ有りでしょう。
ホリブルとギャラクシーコンボイとの比較…仮にギャラクシーコンボイが実在する消防車とほぼ同サイズとしたら、バケッ
トホイールエクスカベイターの巨大さが実感出来ます。一度でいいから、直にお目に掛かりたいものです。
バケットとホイールはジョイント根元から360度回転、アーム=メガロアックスのグリップにはジョイントが設けられている
ので、回転させたり曲げたりが可能です。ロボットモードの解説時に触れたメガロアックスの接続部の有った背中、そこ
がジョイント根元になっています。つまり、あれはこの為だったのですね。
アーム本体にはもう一か所接続用ジョイントが有って、そこに付け替えればホイールが地面にまで届く様になります。
この時になって、初めてホイールの回転ギミックが生きてきます。こうして見ると、モチーフの再現性では結構いい線行っ
てますねコレ。このサイズのバケットホイールエクスカベイターなんて他に無いし、意外とビークルモードでも弄っていて実
に楽しいです。
それでは変形シークエンスに入ります。アーム=メガロアックスを外します。接続部がそのまま背中に移動するので、
付いたままでも変形は可能ですがやり難いので外して進めます。
そして機体中央部までズーム。中央にある青いフレームパーツのジョイントを外し、180度倒します。
このフレーム、もしかして乗務員が反対側に移動する為の橋なんですかね?流石にそれは無いか、デカ過ぎだ。
ジョイントを外したら、左から右へ本体を持ち上げます。まだ変形の初期段階ですが、ご覧の様にダイナミックなパーツ移動をします。
その状態から、左画像中央のゴールド塗装されたT字型パーツを基部に、そこから上部分を180度グルっと回転させます。
そして、キャタピラ部を伸ばします。
そこから全身を前後反転させ、脚部のジョイントを外し少しだけ開き、キャタピラ部=ロボット腕部を少し開きます。肘が
少し曲がっていますが、ここは伸ばしっぱなしでもOKです。この状態だと少しだけかっこよく見えるからやってるだけです。
で、ここから先はワークモードへの変形に入ります。
続いて、今度は太腿ロール軸から脚部を180度回転させます。この状態でもロボットとして通用するかっこよさだと思いますが、
如何でしょう?ニューミクロマンのミクロロボット7的な…いやダグラムの方が分かりやすいか。
今度は真横から。肩を前方にスライドさせ、ワークモードへの定位置に移動させます。ここにも内部にラチェットが入っているので、
勝手に動いたりはしません。
最後に頭部左右の青い板状フレームを左右に展開し角を垂直に立て、頭部を180度回転させてワークモードへの変形は完了です。
逆にロボット→ビークルへの頭部変形をやる場合、フレームパーツにスリットがあるので、角はフレームが外れない限り定位置に収
まると言う寸法(左画像参照)。
ワークモードへの変形が完了したので、今度は通常モードへの変形に入ります。この状態がちょうど両モードの中間に
当たるので、ここから話を進めます。
腕を上に上げてますが、これは脚部の変形を見せる為にやっているのであって、実際にはやらなくても大丈夫です。折り畳まれた
脚部をジョイントごとに90度持ち上げ、真っ直ぐに伸ばします。これだけでだいぶ身長が変化しました。ただ、逆の手順をやる場合
は指を挟まない様に注意。
本体をズーム撮影しました。中央部分を真後ろに持ち上げる様に、180度回転させます。
それが終わったら、今度は胸部そのものを前方に90度上げます。またしても身長が伸びました。
先程の頭部パーツを、その部分だけ前方に倒します。左画像の上側パーツの裏側が歪な形状をしてますが、これ
は黄ばみを落とす際に金属パーツ周辺をドリルでくり抜いて外し、再びプラリペアで繋げたからです。製品ではこう
なってませんのでご安心を。右画像を見れば一目瞭然ですが、普通に見たんじゃ分かりません。
で、こちらも先程のワークモード同様に、左右のフレームを開き角を上げ、顔を前に向けます。
最期にメガロアックスを持たせて変形完了。変形そのものは単純ですが、それでいて手順が多い上に形もサイズも大胆
に変化するので、大味さは感じない見事な変形です。
総評としては、GFは全般的に高クオリティなアイテムが多いですがメガロコンボイもそれに恥じない傑作です。ホリブルやギャラクシーコンボイも付いてきますが、その
二つが無くてもお腹一杯になるくらい楽しめます。イグニッションギミックがショボい、他に大したギミックは有りませんが、近代TFの本質たる変形の楽しさ&可動性だけ
で勝負!そして見事に勝利しております。私は放送終了後の投げ売り価格2000円で購入しましたが、これ定価で買ったとしても決して後悔はしなかったでしょう。各部
のラチェットもしっかりしていて、指挟みに気を付ければ非常に遊びやすい作りになっています。たまに腕がメガロアックスの重量に負けますけど、それ以外はがっちりと
体型を保持します。ロボットモードでの巨体、バケットホイールエクスカベイターなるマイナーなモチーフ、デカくて出来の良いTFが欲しい方はどうぞ。
更にメガロコンボイには付属品が有り、EZコレクション版ギャラクシーコンボイがセットになっています。ただし、こちらはメタリック
塗装されているのが特徴。ムービーTFで多く販売されたEZコレクションですが、実はGFで生まれたカテゴリーなんです。正面か
ら見ると塗装の再現度は高いですが、背後は全く塗装されておらずびんぼっちゃま状態。
ご尊顔拝見…。
1cmにも満たないサイズですが、アップ撮影してみると造型も思ったよりカッチリしてますし塗装も頑張ってます。
EZコレクションがGFより始まったのは上記の通りですが、現在の様に低コストで作る為にとんちを絞る前の段階だったので、その辺のノウハウが乏しくただ小さい、ただ見た目がショボいだけの代物が多かったGF版EZコレクション(海外名は“レジェンズ”)。日本でも、当初は海外と同じく単品販売されていたのですがそれがあまり売れず、その辺の反省を生かしムービーTF日本展開時は、中身の見えないブラインドボックス仕様となったのでした。2012年にTFプライムでEZコレクションが販売されていますが、あれは正確にはEZでは無くサイバーバースの名前を変えただけの物なので、現時点ではEZコレクションはサイバーバースに取って代わられた形になっていますね。海外でもレジェンズは消えたし。
リーダークラスと比較してみると、当時のEZは上記の通り、とんちを凝らさずただ小さくなっただけ感の強い物でして、当然ながら簡略化されて
いるとは言え変形シークエンスもほぼ同じです。でもその割には、肩幅が狭かったり腕が短かったり足が長かったりと、プロポーション自体は結
構違いますね。特に足の長さは、むしろこっちのバランスの方がかっこいいくらい。設計段階で、リーダークラスとプロポーションの差別化を図ろ
うとしていたのでしょうか?
ご尊顔拝見…してみるとEZの頭部も造型や塗装はかなり頑張っているのがお分かり頂けると思います。
特に目尻は、リーダークラスでは塗装されていないのにしっかりシルバー塗装されていますしね。アニメ
設定ではリーダークラスの方が正しいのですが、実際に見ると目尻も塗装されてた方がかっこいいかと。
ただし、アップ撮影でもせん限りは見えませんけどね。細かすぎて。
今度は大きさ比較…ギャラクシーコンボイもスーパーモードじゃ無ければそれほど大きくありませんけど、大体EZのサイ
ズはリーダークラスの膝下くらいでしょうか?
一応可動にも触れます。肩が後方にのみ可動、肘が前後に180度、股関節がボールジョイントです。ギャラクシーコン
ボイの変形を考えれば、必要最低限な部分だけが残されています。
ホリブルと比較してみると、意外にホリブルより大きめ。この様に、マイクロンとEZコレクションは当時は明確な線引きが
されていたのが分かります。が、ムービー期に入るとサイズ的な区分けが曖昧になっていき、結局はマイクロンとほぼ同
サイズで落ち着いてました。
メガロコンボイと比較…設定上はこのサイズ比がアニメ本編での体格差だそうですが、どうも後付設定臭いんですよね。
確かにギガロニアTFはこれ位大きいですが、正確にこのサイズ比なのかはちょっと怪しいです。まぁ、雰囲気を楽しむに
は充分でしょう。
今度はさっき撮り忘れていたリーダークラス(ノーマルモード)も交えて…いやいやメガロコンボイはこれだけでも充分
デカく感じますけど?斜め上構図だから?
今度はワークモードで…やっぱり構図のせいで大きく感じるのか。それでも、EZ版とのサイズ比を楽しむには充分かと。
ビークルモードは消防車…の筈なんですが、リーダークラスと違いキャブのみなのでちょっと変わったトレーラーにしか
見えませんな…。
リーダークラスと比較してみると、こちらも各部のバランスが大きく異なります。運転席が小さく、そして後ろ
に長いのがお分かりでしょう。あと、側面に窓ガラスが有りません。
サイズ比はご覧の通りで、なか上から押しつぶされたって感じですね。運転席が小さいせい?
フルセット状態と比較すると、一見別の車種にしか見えません。そりゃ、これだけ派手なパーツが付けば…。EZサイズ
のコンテナも見たかったですけど、そりゃ無理ですかね。
それでは変形シークエンス。運転席と車体後部を、ジョイントを外し左右に割ります。
次は後輪部分を折り曲げ、前輪部分にあるジョイントを回転させ運転席を下に傾けます。
そのまま限界まで折り曲げ、下画像の状態にします。この辺りはリーダークラスと全く一緒ですね。
前後反転させ、運転席を上に開きます。特にする必要は無いんですが、撮影の都合です。
そしてついでに、ロボット頭部を上に引き出しておきましょう。
ここがEZ版ギャラクシーコンボイ最大の難所で、前輪部=腕を下に伸ばすと同時に内側に捻ります。ここの変形が干渉
しやすくやりにくいのですが、この手順が一番マシだと思います。
それが出来たら、そのまま運転席を左右に広げて両肩にし、ロボット定位置に移動させます。この部分の変形を、先に
両腕を伸ばしておかないとロボット腰にあるタイヤと腕のタイヤが干渉しやすいんです。
最後に、肩を下ろして変形完了。ショボいくせに、腕の変形がちょっとやり難いのが難点なEZ版ギャラクシー
コンボイですが、まぁ制約だらけの低価格帯商品初期のものですから致し方ないかと。
ビークルモードは“バケットホイールエクスカベイター”。箱には“巨大建設車”と表記されていますが…まぁこのメカは日本
には無いので、名前を出しても分からんと判断されたのでしょう。日本に無いのだから、見ても分からんと思いますが。調
べてみたら全長200メートルを越える巨体で、手前のバケットで土砂を掬い後ろのホイールで山などを切り崩したりするら
しいです。で、中に人が住めるほどデカくて移動も可能…重機より移動基地みたいなマシン。ギガロニアTFリーダーには
相応しいチョイスでしょう。余談ですが、これがモチーフになったTFはメガロコンボイ以前にも存在します。
後ろから見ると…メガロコンボイのどこがどの様に変形したのかが一目瞭然。後ろのキャタピラなんかロボット腕そのまま
だし、あとは足を折り畳んだってのが丸分かりですね。つまり見立て変形ですが、それなりに纏まってるしまぁ有りでしょう。
ホリブルとギャラクシーコンボイとの比較…仮にギャラクシーコンボイが実在する消防車とほぼ同サイズとしたら、バケッ
トホイールエクスカベイターの巨大さが実感出来ます。一度でいいから、直にお目に掛かりたいものです。
バケットとホイールはジョイント根元から360度回転、アーム=メガロアックスのグリップにはジョイントが設けられている
ので、回転させたり曲げたりが可能です。ロボットモードの解説時に触れたメガロアックスの接続部の有った背中、そこ
がジョイント根元になっています。つまり、あれはこの為だったのですね。
アーム本体にはもう一か所接続用ジョイントが有って、そこに付け替えればホイールが地面にまで届く様になります。
この時になって、初めてホイールの回転ギミックが生きてきます。こうして見ると、モチーフの再現性では結構いい線行っ
てますねコレ。このサイズのバケットホイールエクスカベイターなんて他に無いし、意外とビークルモードでも弄っていて実
に楽しいです。
それでは変形シークエンスに入ります。アーム=メガロアックスを外します。接続部がそのまま背中に移動するので、
付いたままでも変形は可能ですがやり難いので外して進めます。
そして機体中央部までズーム。中央にある青いフレームパーツのジョイントを外し、180度倒します。
このフレーム、もしかして乗務員が反対側に移動する為の橋なんですかね?流石にそれは無いか、デカ過ぎだ。
ジョイントを外したら、左から右へ本体を持ち上げます。まだ変形の初期段階ですが、ご覧の様にダイナミックなパーツ移動をします。
その状態から、左画像中央のゴールド塗装されたT字型パーツを基部に、そこから上部分を180度グルっと回転させます。
そして、キャタピラ部を伸ばします。
そこから全身を前後反転させ、脚部のジョイントを外し少しだけ開き、キャタピラ部=ロボット腕部を少し開きます。肘が
少し曲がっていますが、ここは伸ばしっぱなしでもOKです。この状態だと少しだけかっこよく見えるからやってるだけです。
で、ここから先はワークモードへの変形に入ります。
続いて、今度は太腿ロール軸から脚部を180度回転させます。この状態でもロボットとして通用するかっこよさだと思いますが、
如何でしょう?ニューミクロマンのミクロロボット7的な…いやダグラムの方が分かりやすいか。
今度は真横から。肩を前方にスライドさせ、ワークモードへの定位置に移動させます。ここにも内部にラチェットが入っているので、
勝手に動いたりはしません。
最後に頭部左右の青い板状フレームを左右に展開し角を垂直に立て、頭部を180度回転させてワークモードへの変形は完了です。
逆にロボット→ビークルへの頭部変形をやる場合、フレームパーツにスリットがあるので、角はフレームが外れない限り定位置に収
まると言う寸法(左画像参照)。
ワークモードへの変形が完了したので、今度は通常モードへの変形に入ります。この状態がちょうど両モードの中間に
当たるので、ここから話を進めます。
腕を上に上げてますが、これは脚部の変形を見せる為にやっているのであって、実際にはやらなくても大丈夫です。折り畳まれた
脚部をジョイントごとに90度持ち上げ、真っ直ぐに伸ばします。これだけでだいぶ身長が変化しました。ただ、逆の手順をやる場合
は指を挟まない様に注意。
本体をズーム撮影しました。中央部分を真後ろに持ち上げる様に、180度回転させます。
それが終わったら、今度は胸部そのものを前方に90度上げます。またしても身長が伸びました。
先程の頭部パーツを、その部分だけ前方に倒します。左画像の上側パーツの裏側が歪な形状をしてますが、これ
は黄ばみを落とす際に金属パーツ周辺をドリルでくり抜いて外し、再びプラリペアで繋げたからです。製品ではこう
なってませんのでご安心を。右画像を見れば一目瞭然ですが、普通に見たんじゃ分かりません。
で、こちらも先程のワークモード同様に、左右のフレームを開き角を上げ、顔を前に向けます。
最期にメガロアックスを持たせて変形完了。変形そのものは単純ですが、それでいて手順が多い上に形もサイズも大胆
に変化するので、大味さは感じない見事な変形です。
総評としては、GFは全般的に高クオリティなアイテムが多いですがメガロコンボイもそれに恥じない傑作です。ホリブルやギャラクシーコンボイも付いてきますが、その
二つが無くてもお腹一杯になるくらい楽しめます。イグニッションギミックがショボい、他に大したギミックは有りませんが、近代TFの本質たる変形の楽しさ&可動性だけ
で勝負!そして見事に勝利しております。私は放送終了後の投げ売り価格2000円で購入しましたが、これ定価で買ったとしても決して後悔はしなかったでしょう。各部
のラチェットもしっかりしていて、指挟みに気を付ければ非常に遊びやすい作りになっています。たまに腕がメガロアックスの重量に負けますけど、それ以外はがっちりと
体型を保持します。ロボットモードでの巨体、バケットホイールエクスカベイターなるマイナーなモチーフ、デカくて出来の良いTFが欲しい方はどうぞ。
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