大きな世界の小さな部屋

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自分が自分であるために、捨てて来たものの数を数える 06 Aパート

2013年05月13日 10時01分24秒 | TFその他

今回ご紹介するのは、半年ほど中断中だった「トランスフォーマー ギャラクシーフォース」よりデストロン兵士 “情報参謀サウンドウェーブ”。
今でこそ珍しくない初代サウンドウェーブのリメイクキャラですが、実はその流れを作ったのは今回のサウンドウェーブが初。今までは名前だけ
使用していたものは数あれど、初代のフォルムに沿ったデザインは今まで無かったのです(あってもアクションマスターや非変形フィギュア位?)。
しかし、今回のものはそれほど初代に忠実な訳でも無く、胴体と頭部以外はあんまり共通点は有りませんが、ハッタリの利いた大きな翼や派手
な武器が実に素晴らしい。ただ、足はちょっと細すぎるかな。


ご尊顔拝見…こちらも初代を元にしつつ、様々なアレンジを盛り込んだデザインとなっています。背中の翼も相まって、
どことなく蝙蝠っぽいです。

アニメ設定では、後半に登場したTF。便宜上はデストロン兵士ですが、実際はそれ以前に登場していたスパイ兵士“ノイズメイズ”同様に、両陣営に属さない“プラネットX”出身のTF。プラネットXとはかつて重機TFの住む惑星“ギガロニア”に侵攻した惑星で、そのまま返り討ちに会い本編が展開している時期には滅んでいます。彼らはその生き残りで、ギガロニアへの復讐の為に外惑星TF達を巻き込もうとしていた模様。はっきり言って逆恨みで、てっきりユニクロンかクインテッサの眷属と思っていた(海外版ではユニクロン勢力に変更されたらしいです)私は拍子抜けでした。彼にとってノイズメイズは唯一のプラネットX出身の同胞であり、仲間意識が強かったそうで(その辺あんまり覚えてません)。サウンドに強い拘りを持ち、マイク片手に声帯模写が得意。この能力でバンガードチームを攪乱した事も有りますが、バックギルドの機転によりあっさり見破られました。最後はマスターガルバトロンとスタースクリームの戦いに巻き込まれ、そのまま行方不明になったとかで…なんか扱いが悪いですねこいつら。


尚、当時は初の初代サウンドウェーブのリメイクキャラと言う事で人気が高く、かつ最終アソート間際の製品だったのであっという間に完売し、買い損ねた人があちこちにいたと聞きます。が、限定品とは言えすぐに黒くリペイントした“サウンドブラスター”が発売されましたので、そちらで我慢した人もいるんじゃないでしょうか。


可動はまぁ平均レベル。首ボールジョイント、肩、脇、上腕ロール軸、肘、股関節、膝上ロール軸、膝、爪先が縦方向にのみ可動。
まぁこんなもんかって感じですが、足首が小さいのと膝下に変形用の横方向に曲がる関節が有り、それのお蔭で安定性は今一つ。


特筆すべき点は、腰回りのアーマーが全て外側に開閉する事。近年ではジャイロゼッターで落胆した事も有り、久々
に箱から出して弄ったら必要以上に感動してしまいました。


膝を見てみましょう。外側側面に不自然なスリットが有りますが、この方向に膝から下が外側に折れ曲がる訳です。
上記の通りこれは変形に使うものですが、ここがイマイチ保持力に欠ける。私の最初購入した物は保持力が全く無く
プラプラで、タカラに交換してもらったものです。交換品は随分とマシになってましたけど、それでも立たせる時に自重
でほんの少し折れ曲がりますね。


サウンドウェーブの可動について触れるには、この腕の事は避けては通れません。左腕にシールドが付いていて、
これはアームで繋がっていて外せません。で、このシールドが…?


腕を真っ直ぐ伸ばした時、背中の翼に引っかかります。
右腕にもシールドでこそありませんが同様のパーツが有り、こちらも引っかかります。


ただ、シールドはアームに沿って移動させられるので、拳側に移動させれば干渉を防ぐことは可能です。しかし右腕
側のパーツは根元から180度回転させる程度の可動なので、パーツを逃がして干渉を防ぐって事が出来ません。動
かしていて一番不満に感じるのがそこ。


武器はブラスターガン、珍しく左腕装備がデフォ…でもこれには理由が有ったのです。長短二本の銃身、武器自体も
中々大きく強そうでかっこいい武器。


左腕装備がデフォな理由、それは右腕の二の腕に変形に使う凸ジョイントが有り、これが引っかかってしまうから。
ブラスターガン本体には縦方向に動く可動軸が有り、そこを使えば持たせる事は可能ですが、ご覧の通り本体が斜め
下を向いたり、武器の真っ直ぐなラインが崩れるのでやらぬが肝要。


肩にはレーザーカノン、初代のミサイルポッドのオマージュと思われる武装ですが、こちらも複数の銃口が有り見る
からに強力そうで、しかも銃身がクリア成形で派手な武器。


それだけでは無く、この武器は銃身の基部から回転するので、ガトリング砲っぽくも出来ます。


レーザーカノンは肩の5ミリ穴に接続しているので、外して手に持たせる事も可能。画像では右手に持たせています
が、ブラスターガンと違い後ろ側に出っ張っていないので、右手のジョイントにも干渉せず楽々装備出来ます。
逆に、ブラスターガンを肩に装備するのは不可。


フォースチップはプラネットX仕様…この形状のフォースチップを持っているのはサウンドウェーブとノイズメイズのみ。
が、後に発売されたユニクロンにも付属しました。よく見ると、上の方がデストロンマークの意匠になってるんですねコレ。


サウンドウェーブのチップスロットは腰、そこに斜め下を向く形で設けられています。そこにフォースチップを差し込ん
でみましょう…フォースチップ、イグニッション!


ロックが外れ、スプリングで胸部ハッチが展開します。初代やジェネレーションズ版はボタン一つで普通に出来ていた
ことが、このサウンドウェーブはいちいちフォースチップを使わなきゃならんので非常に煩わしい。イグニッションは必
殺技の発動や隠された能力の発揮って意味合いなのに、こんな地味なハッチ展開ギミックでお茶を濁されても。
イグニッションの悪い所が如実に表れてますね。


で、中に入っていたこの六角柱。これは“ヘキサゴン”と言い、サウンドウェーブ最大の特徴であります。

次回に続く。


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