The Serenity Prayer

支離滅裂メモblog

SUSHI Party

2005-11-18 02:08:44 | Weblog
今日はカナダから来ている先生に招かれて5人で夕食。
招待されたときに "I cook Japanese food."とおっしゃっていて、お寿司を作ると聞いていた。
「日本のお寿司は生の魚ばかり使うんだね」とか「この間食べたところでは男性が一つ一つ目の前で作ってくれた」とかいう話もあったので、まさか握り?と一抹の不安を抱きつつ、先生が住んでいるカナダの町でお寿司というと、ほとんど太巻きだし、手巻き寿司も知っていたから、握りか、太巻きか、手巻きか、すごく疑問だったわけですが。

ところがどっこい、行ってみたらそれ以前ですごかった。

まず、味見を頼まれた人が困った顔で手のひらに少量のご飯を乗せて持ってきて、私に食べてみて、というので食べたら、パサパサして固い。鍋で炊いているという。
結局全員で味見して、全員言葉を失った。
先生も私たちの様子を見てまずいと思ったらしく、「だめ?どうやったらrecoverできるの?水を足せばいい?」と質問を。

「これだと海苔で巻けない。日本のお米はもっとsticky」と言ったら、海苔はないよ、との返事。
やっぱり握りだった。

とりあえず、手遅れかもしれないけどお水を足してみようと言って、先生が豪快にお米の上から水を注ぎ込んだ後、発した一言でさらに固まってしまった。
「でもね、この部分に(といって鍋の下部を指し)たくさんお水入れてあるから、ちゃんとsteamされてるはずなんだけど」
よく見たら、蒸し器でご飯を炊いてる。(爆)

どうやらご飯の作り方を教えた人がお米を蒸らす話をしたらしく、それが誤って解釈された模様。
混ぜたら下のほうは割とまともだったので、なんとかなった。

それ以外は何の問題もなく和やかに準備をし、食事がすすんだ。
私たちからもいろいろ出来合いのものを買っていったり、豚汁を作ったりした。
豚汁は大好評。天ぷらも野菜メインでいろいろ買っていったら気に入ってもらえたみたい。
たこ焼きは無反応。タコの足が入っていると説明したときには驚いてはいたけど拒否反応はなかったので、生地のちょっとねちゃっとした感じがダメだったのだろうと思われる。

食文化的に興味深かったのは、
「日本人は豆が大好きだよね、しょうゆ、味噌、豆腐、黄な粉、あんこ、そのままでも食べるし」という先生の発言。
あと、
「この間までは豆だったけど、今日は食卓がごぼうにdominateされてるね」とも。
カナダの人は(というか、日本以外は?)ごぼうを食用にしないとのことで、肉のごぼう巻き、ごぼうのサラダ、人参とごぼうの天ぷらを食べて、興味津々の様子だった。

6時半から集合して、食卓から立ったのが9時半。その後片付けと残った料理の分配をして10時半ごろ解散。
最初はハプニングだらけでどうなるかと思ったけど、楽しかった。

にしても、毎回自分の語彙のなさが悲しくなる。文法がダメなのはもうあきらめてるんだけど。
疲れたけど、楽しかった。もう2時だ~。早く寝ようっと。

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