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震度5クラスの地震続発  -専門家「M7級,数年は警戒を」  震災で地盤への力が一変 

2011-08-23 00:02:14 | 持続可能な社会づくり

 8月19日午後,福島県沖を震源とする震度5弱の地震があった。同規模の地震は通常は1年に3回前後だが,マグニチュード(M)9.0の東日本大震災後は59回となり,7月以降だけで8回発生している。

 この原因を,名古屋大学の田所敬一准教授は「地殻の力の状態が一変し,大きな地震が誘発されやすくなっている」と指摘する。こうした状態が元に戻るには10年以上かかるという。そして,「今後数年間,M7級の大地震が日本中どこでいつ起きてもおかしくない」と語っている。

 筑波大学の八木勇治准教授は,青森県から岩手県北部の沖合や,房総半島沖にひずみがたまり続けている。「両地域では長期間地震が起きておらず,新たな震源になる可能性がある」と指摘する。

 また,西日本では,南海地震の発生前後で内陸直下型地震が増えるとされる。同地震が30年以内に発生する確率は60%程度で「陸側プレートのひずみが蓄積し,活動期に入った」とする見方も強まってきた。

 今回の大震災との類似性が指摘されている869年の貞観地震の後,東北や関東で大きな直下型地震が発生した。18年後の887年に東海,東南海,南海地震が連動したとみられる巨大地震が起きた。

⇒⇒関連ブログ:「千年に一度の巨大地震の世紀」- 首都圏直下型や3連動型の可能性も(産総研研究員の見解) http://blog.goo.ne.jp/rk_kobayashi/e/83f693b16500d926ae436d53e0ab7fc9

 

◆産総研の緊急調査情報
◇過去の巨大津波の研究

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