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篤姫総集編の見どころ 小松帯刀の功績

2008-12-29 00:13:35 | 小松帯刀
Photo by (c)Tomo.Yun  http://www.yunphoto.net
◆開聞岳のふもとのフェニックスを海をバックに捉えています。---


 歴史に埋もれていた「小松帯刀」をドラマでは篤姫の恋人役として仕立てたことが,ファン層を広げ,篤姫人気にも少なからず貢献している。
 

 帯刀は名門出身で若くして薩摩藩の家老に就任するというエリートでありながら,同藩の下級武士だった大久保利通や西郷隆盛とも親密であった。

 大久保や西郷,龍馬らが歴史の表舞台で活躍できたのは,薩摩藩家老という地位にあった小松帯刀の後ろ盾があったからこそとも言われている。有能な人材のその能力と叡智を見抜き,その才覚を発揮できる舞台に送り出した帯刀の眼力は高く評価される。

 慶應4年正月,体調が持ち直したのか,京都から小松は上京し,参与や外国事務局判事など新政府の役職を歴任している。その手腕から多くの人々に将来を嘱望されたが,病により1870(明治3)年,36歳という若さで死去。「幻の宰相」として惜しまれた。

 墓は,鹿児島・日置郡吉利村円林寺(現日置市)にある。

幻の宰相 小松帯刀伝(改訂復刻版)
瀬野 冨吉
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龍馬を超えた男小松帯刀
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