M・あ~とさ~くる 臨床美術とくしま のブログ

美術が好きだけど苦手な方もアートを楽しめる
とくしまで臨床美術を実施するさ~くるです

10月定例会のご報告

2015-10-17 23:14:52 | ギャラリー
本日17日は10月定例会でした
テーマは「かぼちゃの量感画」
 
さて 臨床美術の’量感画’とはいったいなんでしょうか?
 
臨床美術の特徴は
「感じれば 絵は描ける
    感じて描かれた絵には上手い 下手はない」
 
日本人の8割の人が 自分は絵が苦手 下手だと思っています
また 上手い絵は本物そっくりに描くということにとらわれている人が多いのも現状です
このような思いから解放されるための数ある方法のひとつが量感画です
 
本日はかぼちゃをモチーフに それぞれが五感で感じる時間を持ち
自分自身の感覚で自由に「縛り」から解放され量感画を楽しみました
 
 
北海道産のかぼちゃは ずっしりと重く
切り口の香りも瑞々しい
また味わいもほっこり甘く モチーフとしては申し分のないものです
 
導入時間では その「種」についても話が弾みます
 
 
 
 
 
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1時間30分経過した頃皆さんの完成作品が出揃いました
 
さて これからはゆったりお茶の時間を楽しみながら鑑賞会です
 
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かぼちゃのお菓子を用意したかったのですが 今日はシュークリームとチーズケーキ(探せなくてごめんなさい・・)
さらに Kさんが手作りシナモンロールを持参して下さいました
とっても美味しかったです(*^_^*)
 
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この日初参加のJ子さんをお迎えし 軽く自己紹介からスタートの鑑賞会です
 
K子さん 
 
かぼちゃはとてもリアルにまるで画面から転がりそうです
明るい色の台紙に スッキリとまとめられ 話題になった「種」をイメージしたアレンジもリズム感を感じます
このまま ファッション雑誌か何かのページに使えそうなおしゃれな仕上がりですね
 
M美さん
「和」のテイストでまとめられた しっとりした秋の雰囲気を出しています
かぼちゃの中身のふんわりした空洞部分を意識して全体が優しいイメージです
このかぼちゃは 和食の美味しい煮付け料理になりそうな雰囲気ですね
 
R恵さん
かぼちゃの詳部の表現はスクラッチなど技法を駆使しているところがマチエールから感じられます
アレンジは赤と濃紺のコントラストを大胆に使い
またかぼちゃの輪郭に黄色を配色した部分で よりモチーフを引き立たせています
全体的にモダンなまとまりになっていますね
 
J子さん
初めてのご参加 ようこそ!
最初は戸惑ったようですが
描きすすめるにつれ リラックスしてきて 楽しめたとのことです
アレンジの表現がとても大胆で新鮮な表現ですね
中心のブルーの配色が かぼちゃを浮き出させて 全体画面を引き締めています
味わいのある作品ですね
 
M美さん
圧倒的な存在感のどっしりしたかぼちゃ 圧巻です!
「かぼちゃが大好き」とのこと その気持ちが画面にあふれ出ています
まるでかぼちゃが踊ってる?唄ってる?ようです
 
M
ハロウィンの季節なので思いっきり弾けて遊んでみました
「自分自身の感覚で感じる 感じ方は一人一人違いそこから生まれる作品は個性そのものであり 他の人と比べるものではありません」
臨床美術の楽しさを何より実感できました
 
参加した皆さんは口々に
「表面的な写生にとらわれず 上手い下手から解放された心地よい気分で
難しいことを考えないで描けたから 楽しかった」
とおっしゃっていました。
 
皆さん お疲れ様~♪
 
と その時 M美さんより参加者全員にサプライズが!
 
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可愛いハロウィンのお菓子プレゼントです♡
「Trick or treat ! 」
 
「Happy Halloween!」
 
 

trick or treat