作者のひとこと
(退職まで残り数年女性 職業あり・臨床美術士)
現在は、介護生活に入門したところです。
家族が入院していた頃に、ここをよく通っていました。
まさか自分の作品がここに飾られるとは思いもしませんでした。
今から10年前に臨床美術に出会いました。
やってみたら、美術が楽しくなって、臨床美術士の資格を取ってしまいました。
短い時間で思いもしない素敵な作品が作れることに、毎回驚きがあります。
色や形を自由に楽しめる時間に、ほっと一息。
作者のひとこと
(退職まで残り数年女性 職業あり・臨床美術士)
現在は、介護生活に入門したところです。
家族が入院していた頃に、ここをよく通っていました。
まさか自分の作品がここに飾られるとは思いもしませんでした。
今から10年前に臨床美術に出会いました。
やってみたら、美術が楽しくなって、臨床美術士の資格を取ってしまいました。
短い時間で思いもしない素敵な作品が作れることに、毎回驚きがあります。
色や形を自由に楽しめる時間に、ほっと一息。
作者のひとこと
がん患者(59歳女性 職業:教員)
卵巣腫瘍の術後9年で、昨年末に肺癌が見つかり手術。
早期発見でラッキーでした。
いつも、激しい作品だと周りから言われていますが
作品を仕上げてストレス解消しているのかも。
作者のひとこと
がん患者(60代女性 職業:高校講師・臨床美術士)
2004年左乳がんを告知され温存手術&放射線(当院)&ホルモン治療5年の後、現在経過観察中。
重ねて同年 卵巣嚢腫&子宮筋腫が見つかり12月摘出手術を受ける。
2008年、当時東京在住でホルモン治療中に、臨床美術と出会う。
治療中、体はもちろんのこと精神までも辛く不安定な状態だったが 臨床美術のプログラムによって徐々に気持ちも安定していき 前向きな気持ちになっていった。
徳島で広く臨床美術を紹介できたら・・と思い立ち、2009年「M・あ~とさ~くる(臨床美術とくしま)」を開設してから10年目を迎える。
自分と同じような立場の患者や家族はもとより、その他ひとりひとりの立場の違い、また美術の得手不得手に関係なく、アートで人生を楽しむ時間をお手伝することを現在のライフワークとしている。
Cancer Gift=あれから15年。がんになったからこそ新しい出会いがあり、当たり前に毎日が続くことのありがたさに気づいた。
現在徳島大学病院 市民ギャラリーで 臨床美術とくしま M・あ~とさ~くるの作品展を開催しておりますが
出品者の それぞれの「想い」を シリーズでご紹介しようと思います
それぞれ 作品の作者から寄稿していただきました
ご協力くださいました方々に 感謝申し上げます
作者のひとこと
がん患者の遺族(65歳男性、職業:医師 )
19歳の9月に父を悪性リンパ腫で亡くした。享年51歳だった。
私が高校2年の時に発病して、小豆島の産科診療所を2回休診にして大阪・神戸の大学病院で入院治療したが、再燃した。島の産科医が減る中、診療再開し微熱・疼痛を鎮痛解熱剤で抑えながら夜のお産にも対応していた。
半年前に閉院し自宅療養後に、短期間の入院で昔の同僚に看取ってもらったので、夏休み全部を父と過ごせた。
当時としては珍しく病名病状を伝えられて闘病する患者でありつつ医師として働く姿を思春期に見せてもらったことは、私の大きな財産になった。父を超える年齢を生きているが、「がん」も「死」も贈り物として、しっかり受け取り伝えたい。
Cancer Gift(がんになったことで得るもの)、Final Gift(死を持って伝える最後の贈り物)という言葉があります。