25日月曜日、映画『昼顔』が地上波で放送されました。
観たあと、ショックでしばらく落ち込んでしまうのはわかっていながら、また観てしまった…
何度も何度も観てるのに、やっぱり大泣きして。
本当、耐えられない。
あの結末は…
そして、案の定、昨日の朝起きると目は腫れて、顔も浮腫んでました〜(苦笑)
まさに、心も顔も、酷い状態だった…(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
そして、今朝…
毎日表示される、ブログのアクセス数とランキングが、驚くべき数字を示してました (*⁰▿⁰*)!
放送を観た方が、興味を持って、私のブログにアクセスして下さったのかな…と。
でも、流石に細かく感想を綴るのは、あまりに辛すぎて…
ちょっと、無理でした(苦笑)
昨年の8月8日の『江の島LIVE & 昼顔《バス停》in真鶴』の記事に、映画『昼顔』の印象的なシーンについての感想を綴ってます。
もしも、興味があり、お時間許せば是非覗いてみて下さい!
★ ドラマ版『昼顔』 ノベライズ本
『昼顔』には、ドラマ版・映画版それぞれにノベライズ本が出版されています。
ドラマ版のノベライズ本には、北野先生と紗和ちゃんがお別れした後のストーリーが、Another Endとして描かれています。
昨年の映画公開から、今回の地上波での放送に至るまで、観たあと悲しくて辛くなると、このドラマ版のノベライズ本を開き、映画とは全く違う3年後の結末に、心を癒されてました。
とても印象的なのは、利佳子さんの存在。
ストーリーの最終段階に、利佳子さんは乃里子さんと紗和ちゃんの背中を押すと言葉をかけます。
特に、北野先生がと新たな生活を始めた乃里子さんに、利佳子さんが投げかけた一言…。
利佳子
「ねえ、あなた、幸せ?」
乃里子
「もしかして、私、幸せじゃない?」
「私たち…ちっとも幸せじゃない」
北野を自分に縛りつけ、自分も北野にしがみついてた。でも、違う。
執着を手放すときは、今だ…。
利佳子さんの一言で乃里子さんは、知的で聡明な本来の姿を取り戻していきます。
映画では、北野先生が戻ってきてからの3年間、乃里子さんは2人の生活を少しでも良いものに保つ為に、苦手なお料理を頑張ったり、一生懸命に努力を重ねて生活してきたことでしょう。
もしも映画でも、乃里子さんの心の叫びを受け止めてあげられる利佳子さんのような存在の人がそばにいたら…
乃里子さん、紗和ちゃん、北野先生のその後の人生も変わっていたかもしれないな…。
ノベライズ本を読み返し、そんな風に感じました。
最初のお別れから3年後。
紗和ちゃんは、人生の〈宝物〉と一緒に。
そして今度こそ、北野先生と共に歩む人生が…
決して、もう二度と
離れないで。
3人それぞれが、明るい未来へ踏み出すであろう、Another End です♡
映画『昼顔』はドラマから離れても、一つの作品として成り立つ素晴らしいものだと思ってます。
あの結末は、『昼顔』を完結させる為に必要な結末だったのでしょう。
残された紗和ちゃんと乃里子さんの人生が、いつか、少しでも心穏やかに過ごせるものでありますように…。
でももし、あの結末とは違った、3人の人生の選択を見てみたい方は、ドラマ版のノベライズ本を是非読んでみて下さい (*^o^*)
扶桑社文庫
『昼顔』 Another End
脚本…井上由美子
ノベライズ…百瀬しのぶ