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最高のキャプテン💖『いだてん』29話

2019-08-09 08:26:27 | 斎藤工


『いだてん』 29話。

この回はもう、高石勝男さん…水泳日本代表 キャプテン"勝ちゃん"の回でした✨✨🏊‍♂️✨✨

ロサンゼルスオリンピックの水泳チーム壮行会では、キャプテンとして国旗 日の丸🇯🇵を託された勝ちゃんは、力強い眼差しでとても凛々しかったです。



ロサンゼルスに到着すると、リトルトーキョーで歓迎パレードが行われ、現地日系人から歓迎を受けました。
何故かここでは、ミュージカルの如く(笑笑)、水泳チームのは期待に胸を膨らませてのダンス🕺🕺🕺❗️

ちょっぴり照れた様子でダンスする勝ちゃん…工さんの可愛いこと😆💕💕
『ヲタ恋』に続き、またまたダンスのシーンに出くわすとは、工さんも「ぶっ…マジか💦」、と思ったかしら😅
軽やかにステップを踏む勝ちゃんは、一際背が高くスタイル抜群でとても爽やか〜✨✨✨

宿泊施設の選手村が本格的に導入されたのはこの大会からで、各国の選手達が国境や文化を越えて交流を深めることが出来ました。

朝、選手達が集合すると、まーちゃんは掲示板に「一種目も失フナ」と張り紙をしました💦
それを見る勝ちゃんは、表情を曇らせてしまいます…😔

この張り紙、その後何度も…😥

選手達は、選考会に向け日々練習に励みますが、勝ちゃんはなかなか思うような記録が出せなくなっている自分に、選手としてキャプテンとして、深い焦りの渦に飲み込まれそうになっているようでした。




それでも勝ちゃんは、選手達がいかに良い記録を出せるかの分析など、キャプテンとしての責務も冷静にこなしており、その姿はどことなく痛々しくも感じました…。

それでも勝ちゃんは出場を諦めておらず、深夜、選手村を抜け出して1人練習に励んでいました🏊‍♂️💦


勝ちゃんは、自身の衰えは誰よりもわかっていて、それは宮崎さんとの戦いはもちろんですが、自分自身の中の焦りやプライドなど心の葛藤との戦いだったのでしょう。
長くゴールの見えない深い青に光るプールは、壁を乗り越えるため葛藤と必死に戦う勝ちゃんの、まだ整理のつかず先の見えない心のレーンを見ているようで、少しもの悲しくもありましたが、とても神秘的で美しかったです✨✨✨


選考会前夜、勝ちゃんは、同じように若手の台頭に苦戦しているベテランの鶴田さんと話をし、お互い心の内を明かし合うことに。
勝ちゃんも鶴田さんも、第一線で華々しい活躍ををしていただけに、今の現状をまだまだ受け入れられない諦めきれない思いと、実際の自分の限界が見えつつあるのは誰よりも自身が感じていました。
でも、2人がそんな思いを話せる仲であって少し救われました…



「何が、ノンプレイングキャプテンや❗️そんなもん、補欠の大将やんけーー‼️アホちゃうかーー‼️‼️」

まーちゃんへの怒りを爆発させる勝ちゃんに、鶴田さんは…

「また、関西の顔になってる(笑笑)❗️美男子が台無しやー‼️」


勝ちゃん、またまた関西人の顔に変貌しちゃって、慌てて顔を抑える様子は、とても大真面目なシーンではありましたが、クスッと笑ってしまいました😊



選手村では、若手の選手達は、カクさんに「この大会で高石さんに有終の美を飾らせてあげて欲しい」と懇願。
助監督の野田さんもカクさんも、まーちゃんに勝ちゃんの出場を頼みますが、まーちゃんはそれ拒みます。

そしてまーちゃんは、何故そんなにメダルにこだわるのかの本心を、カクさんに語りました。

「日本を明るくするためだ」

五・一五事件や満州事変など、暗いニュースばかりの新聞紙面。
もし、水泳が全種目制覇出来れば、オリンピックの期間中だけでも明るいニュースが紙面を飾る…

「スポーツが日本を明るくする。たった数日間だけど、スポーツだ国を変えることが出来る!」


まーちゃんは、決して〈メダルの亡者〉ではなかった…
カクさんも、まーちゃんの本心に言葉を失います。

そう….あの張り紙、毎回毎回、どこかまーちゃんのやり方に納得出来ない思いを抱いてた、カクさんが破いていたんですね😌


この言葉を、ドアの外で聞いていた勝ちゃんは、まーちゃんの本当の想いを知り、自分の中で何かが解けていくのを感じたのではないでしょうか🌟
徐々に潤んでくる大きな瞳には、これまでどこか咀嚼出来なかったまーちゃんへの想いは消え去っていたように思います🍀

そしていよいよ、選考会。



勝っちゃんの自らの選手人生を賭けた泳ぎに、チームの皆んなが宮崎さんではなく、勝ちゃんを応援📣📣📣
いつも、深夜のプールでの練習を見逃してくれていて守衛さんまでが「You can do it❗️」と応援してくれていました。

そして…
勝ちゃんの死力を尽くす泳ぎに、ついにまーちゃんまでも「行けーー❗️勝ちゃんーー‼️」と応援。

その必死の泳ぎに、テレビのこちら側で観ている私も、息を殺し身体に力が入ってしまうほどで、心が震えました…

「勝ちゃん、ありがとう❗️お疲れ‼️」

もう、このシーンでは、感動で、涙がポロポロ溢れ出てきちゃいました😭😭😭

高石勝男さんという人が、キャプテンとして人として、どれほど皆んなから慕われ、信頼され、愛されてきたことか…💕💕💕
選手としての最後の泳ぎは、とても立派で素晴らしかった🌟🏊‍♂️🌟



まーちゃんは、1番最後にゴールした勝ちゃんに手を差し伸べプールから引き上げました。
硬く握った2人の手は、まーちゃんと勝ちゃんのこれまでの信頼関係の厚さが溢れていて、2人の心に垂れ込めていた雨雲がスーッと消えていき、暖かな日の光が2人を包んでいるよう✨✨✨
プールから上がった勝ちゃんの肩を優しく叩くまーちゃんには、これまでの勝ちゃんの努力や功績を心の底から労い讃えているのがとても伝わってきました。

勝ちゃん…
とてもとても、頑張ったね。

翌日、まーちゃんからの出場選手の発表の中に勝ちゃんはいませんでした。
でも、勝ちゃんの表情は晴れやかで清々しく、心の葛藤を乗り越えた本物のスポーツマンの姿だったように思います❤️

まーちゃんからラジオ取材のことを言われ
「出ますよ。ノンプレイングキャプテンですから‼️」
と、少しはにかみながら微笑む勝ちゃんは、まーちゃんの想いをしっかり受け止め、自分はキャプテンとしてどうあるべきかを明確に見つけた明るく爽やかな力強い表情でした😊


まーちゃんと共に出演したラジオの取材で、水泳日本選手団のキャプテンとして若手の伸びを讃える勝ちゃんは、凛としていてとても頼もしくてカッコ良かったですね😍

今回の29話は、とにかく、"神回"だったです✨🌟✨
工さんの演技が、本当に光ってた…
元々、心に闇や葛藤を抱えた役柄が抜群に上手い工さんですが、キャプテンでありながら、若手の台頭に思うような結果を出せなくなってきた高石勝男さんを、とても丁寧に繊細に演じててらっしゃいました。
気持ちを爆発させると関西弁となり関西顔(笑笑)になったりと、ちょっぴり笑えるシーンもありましたが、色々な想いに葛藤しながらも、リーダーとしてチームを束ねる器の大きい人柄の良さが滲み出る演技は圧巻でした‼️

雑誌のインタビューで工さんは勝ちゃんを演じる上で「選手としての衰えを感じつつも、後輩にしっかりバトンを渡せる人物をみせられていければ」と語ってらっしゃいます。
まさに、その想いがしっかり勝ちゃんに投影されていたように思います。
それと、何となく…
「後に続く若手に、道を作る…」
という、工さんの生き方が、勝ちゃんの演じ方に生かされてるように感じました✨🍀✨

胸がいっぱいになり、涙を沢山流した29話😊
勝ちゃんこと高石勝男さんは紛れもなく、人柄も容姿も抜群な、水泳日本代表チームの✨最高のキャプテン✨でした😆💕💕

次回は、いよいよロサンゼルスオリンピック開幕ですが、どんな展開が待っているのか…
日本選手団のキャプテンとして勝ちゃんは、どんな姿を見せてくれるのかとても楽しみです🎵