境界例と闘う銀子

6月21・22で過去1年の日記を書いた。最初のページを読んでもらえると嬉しい。

1人なんだ。

2006-11-29 23:42:28 | Weblog
今日も苦しくて苦しくてスロットに行って誤魔化した。でも、誤魔化しにもならなかった。帰った途端、溢れ出す涙。崩れだす私。

こ の 苦 し み は 何 処 か ら 来 る の?

色々考えてみる。
1 好きな人と久しぶりに会ったから。
2 過去の傷が不意に頭によぎるから。
3 塾を休んだことへの罪悪感から。

考えてもどれもこれもピンと来なくて、理由も無く、
襲ってくるのが怖いんだ。これが普通の人と違う事なんだ。
そして1度崩れだしたら、ガタガタと積み木のように崩れてゆく。最近心が安定していた分、不意に襲ってくるこの感情に付いて行けなくて、ショックも大きい。


私にはここで見守ってくれている人も沢山居るし、
家族だって、私の事を理解してくれている。

でも、「1人」なんだ。


子供を生むときの陣痛のように、心の痛みも
誰も助けてくれないんだ。だから1人で踏ん張らないといけないんだ。ただ、それを分かっていながら、こんな状態が続くと、今度は頭が正常じゃなくなってしまう。いわゆる「死にたい発作」が起きて来る。そうなる前に何とかしなければと思うのだけど、自分でコントロール出来るぐらいなら、とっくに克服している。自分で自分がコントロール出来なくなる。


2ヶ月前に頭を打って、手術した時、記憶喪失になりたかった。もう全て忘れたい。今までの事、全て忘れたい。

ここにも、1人で踏ん張っている人が居る。その人たちの周りにも、旦那さんが居たり、子供が居たり、本当は1人ではないのだけど、心のこの痛みは、誰にも理解されようが無い。


そういった意味で、「1人」の闘いなんだ。


涙が止まらなくて、今すぐ死にたい気分だけど、同じように1人で戦っている人が居る。私はそれを糧として、そして同じ苦しみの中に居る人は、私を糧として欲しい。



何を溜め込んでいるのか。。。

2006-11-28 23:24:02 | Weblog
今日は朝からホントに全身の力も無く、ただ眠りに付こうとするのだけど、
心がそわそわして眠れなかった。
久しぶりに過食してしまった。
取り敢えず、今日は塾の仕事を休んで、睡眠薬を飲んだ。

お父さんが言ってくれた。
「そんな梨乃も大好きだからね。今日は良く逃げたね。自分を責めないでね。」
心が落ち着いた。塾の仕事は休んだこと無かったから、やっぱり自分を責めて
しまった。私は逃げたのに、お父さんはそんな私を受け入れてくれた。

一緒にパチンコに行って、(どうしようもなく精神状態が悪い時は、
私はパチンコにも逃げたくなる。)今日は4万勝てた。
本当はこんな時、パチンコに行ったらむきになって、もう
突っ込むだけ突っ込んでしまうのだけど。そして自己嫌悪に陥って、
又自分を責めてしまう。今日は運が良かった。


こんな日が明日も来るかと思うと、怖くて怖くてまた薬いっぱい
飲んだりして、誤魔化したくなる。
でも、言葉にならない思いを、最近お父さんがちゃんと
見抜いてくれる。今日は本当に救われた。


病気は怖い。いきなり私をどん底に突き落とすから。
私だって、そう簡単に治るとか思っていないし、
長い目でやっていこうと決めている。
だけど、こんな状態が続いたら、いつの間にかいつも
周りが見えなくなって、自分でもどうして言いのかわからなくなる。

過食をしてしまうと言う事は、何かを溜め込んでいる証拠だ。
でも自分で何を溜め込んでいるのか分からない。
仕事から逃げたかったんだろうか。
1人が寂しかったんだろうか。
良く分からない。

スロットをしている時だけ、気を紛らわす事が出来た。


どうか、明日は平穏な心が戻ってきますように。。。。

今日も穏やかだった。

2006-11-26 01:45:24 | Weblog
今日もお父さんとパチンコに行ってきた。
何か物凄く行きたくなかったんだけど、1人になるのが嫌で
ついつい一緒に行ってしまう。別に最近はそんなに負けもしないからいいのだけど。今日は久しぶりの4万勝ち。最近の勝ち額にしてはでかいけど、物凄い疲れた。


最近ひしひしと思う。前は凄くスロットに依存していて、
満たされない何かを埋める手段だった。でも最近は、そんなに行きたいとも思わないし、そんなにお金を使うことも無い。お金とかそんなのよりも、心が大事。今はとにかく心に負担を掛けたくない。

最近よく、昔の夢を見る。だから寝起きが凄く辛い。
思い出したくない事だらけ。

今日は、昔毎日のように母と喧嘩して、母を殴っていた父が、母と話してて笑っていた。本当に本当に嬉しかった。
こんな光景見たこと無かったから。私も母を受け入れられるようになりたい。母との関係はまだ修復が出来ていない。私も父のように、今までの固定概念をぶっ壊して、自分から母に少しづつ歩み寄ってみようと思った。

愛情とは?

2006-11-25 00:16:43 | Weblog
いくら両親の関係が上手く行ったところで、病気がさらっと
治るわけでもないのは承知のうえだ。ここのところ、
少し気分が優れない日が続いていた。


それは当たり前だと思っている。23年間抱えてきた
苦しみは、癒されるまで時間が相当掛かると思う。
また、「死にたい」と思ってしまう日が来るかもしれない。


でも、私には、訴えられる人が居る。
自分の感情を素直に吐き出せる人が出来た。
それが、親だ。
これは強いことだと思う。


今日も親に思っている事を素直に話した。


お父さんに、昔聴いたことがある。
「愛情って何?」
お父さんは、即「行動」だ。と答えた。
私はその言葉を、最近よく本当にそうだなと思う時がある。
今、お父さんは、言葉じゃなく、
行動で私にぶつかってきている。
お父さんは言った。
「お父さんが変わること。それを行動で示すからね。」
実際にお父さんは、自分を変えることで”愛情”を
私に伝えようとしている。


私は、子供のように自分が思ったことを伝えている。


お父さんも、私も、あの自殺事故以来、
生まれ変わったんだ。

自殺コール。

2006-11-22 01:31:33 | Weblog
今日は何だか仕事に行きたくなくて、
無理やり行った。何か今日は気分が冴えなかった。
でも、昔だったら休んでいたのに、今はちゃんと行った
だけでも褒めてあげよっと。


家に帰ってから、友達から電話があった。
最初に聞いた言葉は、「死にたい」だった。
一瞬固まってしまった。
そういう時、「やめて!!!!!!!!」
と言って止めるのは簡単だ。
でも私には分かる。苦しみの絶頂に居たら、
何も聞こえないし、何もかも真っ暗闇で、
それしか考えることが出来ない。
かつての私がそうだったように。


以前私が死のうと思った時、 ちょうど2ヶ月ぐらい前の飛び降り。
もう決心は固まっていた。
ネット上の人1人だけにそれを伝えた。
「私が今まで闘ってきた事を、貴方に忘れないで欲しい」と。
彼は、私の事をずっと見てきたし、私の苦しみも
知っていたから、止めないで「絶対に忘れない」
と言ってくれた。それがとても嬉しかった。


大事な人を失ってしまうかもしれない時。
自分が悲しむのが分かっているから、大抵止めようとする。
「お願い。死なないで」と言うことは簡単だ。
でも、その人の苦しみが分かるから、
自分も同じ思いをずっとしてきたから、
言えないんだ。

それに私自身もまだ病気を克服していない段階で、
何を言っても説得力が無い。

結局何も言えずに、泣くだけしか出来ない自分が
もどかしかった。こんなにも彼女が好きなのに。

取り敢えず、今日は寝逃げしてもらうように言った。
どうか、もうこれ以上彼女を傷つけないで欲しい。
何気ない人の言葉で、彼女の心にはナイフが刺さって
しまった。


今冷静に真剣に思う。
人を救いたいなら、まず自分が病気を克服したい。


私を必要としてくれた彼女に感謝の気持ちで一杯だ。


梨乃に出会えてよかった。

2006-11-21 01:29:21 | Weblog


今日は、と言うか、最近、朝起きた瞬間の気分の低下が激しいので、
今日はめんどくさがりながらも、朝から出かけた。
今日はちょっと買い物も溜まってたし、まつげパーマも
そろそろかけなきゃと思っていたから。
外に出ると、寒かったけど心は少し晴れて、
いい1日が過ごせた。おまけに今日のパーマは最高の出来具合で
気分も良くなった。

ここまでが今日の日記。

家に帰って、家族の笑顔を見ると、とっても嬉しい気持ちになった。
お父さんと、私が好きな曲を一緒に聞いた。
月光・涙・柊 これはどれも歌詞が凄く好きで、お父さんも
気に入っていた。

それからお父さんが不意に私に言った。
「梨乃と出会えて本当によかった」
私はその言葉を聞いて、涙が零れ落ちた。
私が生まれてきた事を、本当に喜んでくれたんだ。


境界例のページでこんな事が書いてあった。

「しかし、家族だけで、問題を解決するのは、
不可能に近いといっても過言では、ありません。」

私は今、確信を持って言える。
私は家族とやり直す事で、病気を克服できる。


お父さんは、私に、
「梨乃がお父さんを変えてくれた。お父さんは60年間ずっと
本来の自分を出せないまま生きてきた。でも、梨乃が体を張って
ずっと訴え続けてきてくれて、やっと梨乃と本気で向き合えるようになって
本来の自分がやっと出せるようになった。
今とても心が穏やかで、幸せを感じられる。」

泣きながら、「ありがとう」って何度も何度も。

お父さんに訴えるようになってから4年。
諦めなければ、本気で向き合えば、人を変えることが出来る事が
身に染みて分かった。「感情を吐き出すこと。」
なかなか分かり合えなくて、途中で何度も諦めかけたけど、
本当に大切な事を学んだような気がする。



23年間生きてきて、今やっと居場所心底を感じられているような気がする。










トラウマ

2006-11-19 22:15:20 | Weblog
昨日は夜中に色々思い出した。
最近ホントに今までの事をよく思い出してしまって、
突然涙が止まらなくなったりする。
昨日は早くに寝たのに、朝方5時ぐらいまで眠れなかった。


今日もお父さんとスロットに行った。
最近スロットなんてどうでもいいんだけど、
お父さんと行くのが楽しい。


でも、今日またスロットを打ちながら、
色々思い出してしまった。
やけになって、沢山突っ込んで、
虚無感を埋めるためだけに行ってたスロット。
負けて何度も死にたいと思っていた事。

そんな事が頭によぎって、
途中で気分が悪くなって、
呼吸が苦しくなって、
トイレで吐いてしまった。


本当に色んな事にいっぱいいっぱいで、
心の余裕が全然無かったなと今になって
客観的に思えるようになった。
あと、自分が本当は寂しがりだって事に気が付いた。
ずっと1人になりたがっていたのに、最近誰か居ないと
物凄い寂しさが襲って来る。
弱い自分は嫌いだけど、それも含めて受け入れたいと思った。


まだまだ本当の穏やかさを取り戻すまで
時間が掛かりそうだ。でも、本当に今の穏やかな日々を大事にしたい。

休み。

2006-11-19 01:21:40 | Weblog
今日はお父さんとパチンコに行って来た。
最近お父さんが勝って、私が負ける;;

最近体力の衰えか、自殺事故以来、
長い時間行動するのが困難になっている。

今日もたった5時間ぐらいなのに、
きつくてきつくてしょうがなかった。
少しづつ体力回復させないと。

心の方は、少しづつ回復してきているようだ。
もう少し心身ともに回復したら、
料理作ったり、掃除したり、お菓子作ったり
英会話に行ったりしようと思う。


仕事の方は、今は塾だけでいい。
お金は無いけど、もう怖くて。
最近、生まれてから今までの事を考える事が多くなった。
ホントに色々ありすぎた。
1年1年、状況がめまぐるしく心境・環境共に
変わって付いて行けない位に。


疲れていたんだ。


だから好きなだけ、休むんだ。


大好き。

2006-11-18 00:17:19 | Weblog
今日は、家に誰も居なくて、めちゃくちゃ寂しくて
どこかに出かけようと思ったけど、寒さに負けて
外に行く気にもなれず、寝まくった。

家族が皆帰ってくると、とってもあったたかくって、
自然と笑顔が出る今日この頃。


最近弟が、【自殺】という言葉を発するようになった。


自殺したいとは言わないけど、【いつか死ぬかも】
と言う。


私が言えた事じゃないけど、心がえぐられる。


弟と妹が、世界で1番好きなんだ。
私みたいには絶対なって欲しくない。
でも、弟はまだ19歳で、深刻に悩みとか
相談したがらないから、あまり深い事が聞けない。
私が弟に出来ることって何だろう。


死を考えるようになったのは、
何度も自殺未遂とかした私を見てきたからかもしれない。

そうだとしたら、私はホントに最低な姉だ。

ごめんね。本当にごめんね。


でも、弟も私と同じ家庭で育ったから、
何かしら人並み以上に、考える事は多いんだと思う。









大好き。

焦ってない・・・

2006-11-17 01:33:55 | Weblog
今日は1日中家に居て、ほとんど犬達と寝てた。
いつもなら、こんな日が続くと、
何か新しい事をしなきゃ!って焦ってたのが、
全然焦ってない自分にビックリ。


何だか穏やかな気持ちで居られる。


こんな事って始めてかも。
思えばいつも新しい事をがむしゃらに探していた。
男の人に対してもそう。
いつも寂しくて、愛して欲しくて、
男の人を、求め続けていた。


でも今は、男の人が居なくても大丈夫。
家族があったかいから。
私の居場所を作ってくれたから。
お父さんが帰って来た時の笑顔を見られる。
いつも穏やかに接してくれる。


人は何歳になってもやり直しがきく。


と以前日記に書いたが、お父さんを見て
本当にそうだと思った。
お父さん自身が、私が名古屋から帰って来て、
4年かけて、やっとやっと、心の平穏を
取り戻しているように感じる。


でもやっぱり恐怖心はある。
先の事を考え出したら、不安で一杯になったり、
あたまんなかごちゃごちゃしてくるし。

デモそんな事今考えてもしょうがない。


心が平和だったら、何だって出来る。
勿論体の健康も大事だけれど、
心の健康が何より大事だって身に染みて感じている