境界例と闘う銀子

6月21・22で過去1年の日記を書いた。最初のページを読んでもらえると嬉しい。

自殺コール。

2006-11-22 01:31:33 | Weblog
今日は何だか仕事に行きたくなくて、
無理やり行った。何か今日は気分が冴えなかった。
でも、昔だったら休んでいたのに、今はちゃんと行った
だけでも褒めてあげよっと。


家に帰ってから、友達から電話があった。
最初に聞いた言葉は、「死にたい」だった。
一瞬固まってしまった。
そういう時、「やめて!!!!!!!!」
と言って止めるのは簡単だ。
でも私には分かる。苦しみの絶頂に居たら、
何も聞こえないし、何もかも真っ暗闇で、
それしか考えることが出来ない。
かつての私がそうだったように。


以前私が死のうと思った時、 ちょうど2ヶ月ぐらい前の飛び降り。
もう決心は固まっていた。
ネット上の人1人だけにそれを伝えた。
「私が今まで闘ってきた事を、貴方に忘れないで欲しい」と。
彼は、私の事をずっと見てきたし、私の苦しみも
知っていたから、止めないで「絶対に忘れない」
と言ってくれた。それがとても嬉しかった。


大事な人を失ってしまうかもしれない時。
自分が悲しむのが分かっているから、大抵止めようとする。
「お願い。死なないで」と言うことは簡単だ。
でも、その人の苦しみが分かるから、
自分も同じ思いをずっとしてきたから、
言えないんだ。

それに私自身もまだ病気を克服していない段階で、
何を言っても説得力が無い。

結局何も言えずに、泣くだけしか出来ない自分が
もどかしかった。こんなにも彼女が好きなのに。

取り敢えず、今日は寝逃げしてもらうように言った。
どうか、もうこれ以上彼女を傷つけないで欲しい。
何気ない人の言葉で、彼女の心にはナイフが刺さって
しまった。


今冷静に真剣に思う。
人を救いたいなら、まず自分が病気を克服したい。


私を必要としてくれた彼女に感謝の気持ちで一杯だ。